演じられた近代 〈国民〉の身体とパフォーマンス
発売日:2005年2月
- ISBN
- 978-4-00-022270-9
- 著者情報
- 兵藤 裕己(ヒョウドウ ヒロミ)
1950年生。京都大学文学部卒業。東京大学人文科学研究科博士課程修了。埼玉大学、成城大学を経て、学習院大学文学部教授。専攻は、日本中世文学・芸能論。狭義の文学研究にとどまらず、“言葉”と“身体”とが切り結ぶさまざまな事象を対象とする。斬新な視点と緻密な考証にもとづいたその研究の射程は、中世から近代まで幅広い。著書に『太平記“よみ”の可能性―歴史という物語』(講談社選書メチエ、1995年、サントリー学芸賞受賞)、『“声”の国民国家・日本』(NHKブックス、2000年、やまなし文学賞受賞)など
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商品説明
盆踊りのリズムや哀調をおびたヨナ抜き音階に「懐かしさ」を感じる「われわれ日本人」。そうした身体感覚の成立こそが国民国家形成の基盤であり、その実相をもっとも鋭く表象したのが演劇、ことに役者の身体であった─川上音二郎や小山内薫の実践を具体的に追う中に「近代の成立」過程を読み解く画期的な試み。
目次
踊る身体、共同体の生成
1 演劇の「改良」(黙阿弥劇の音楽性、七五調の身体
「改良」の実相、写実と芸術をめぐって)
2 国民化する大衆(民権ナショナリズムと大衆のゆくえ
近代化される声と身体)
3 国民演劇の形成(国民主義の広がりと新演劇の台頭
国民演劇としての新派劇へ)
4 二つの近代(新劇運動の始発、理念とリアリズム
知識人と大衆、啓蒙のプロジェクト ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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