禁じられた約束
発売日:2005年1月
- ページ数
- 256p
- ISBN
- 978-4-19-861974-9
- 著者情報
- ウェストール,ロバート(ウェストール,ロバート)(Westall,Robert)
1929〜1993。イギリス・ノーサンバーランドに生まれる。美術教師として教えるかたわら、一人息子のために書いた処女作「“機関銃要塞”の少年たち」(評論社)がカーネギー賞を受賞、作家としてスタートする。「かかし」(徳間書店)で再度カーネギー賞、「海辺の王国」(同)でガーディアン賞を受賞、「児童文学の古典として残る作品」と評された
野沢 佳織(ノザワ カオリ)
1961年生まれ。上智大学英文学科卒業。翻訳家
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商品説明
ぼくがヴァレリーに出会ったのは、十四歳のときだった。赤く長い髪が美しいヴァレリーは金持ちの娘、ぼくは労働者の息子だったけれど、ぼくたちは惹かれあい、恋に落ちた。はじめは彼女の家の庭で、やがて川沿いの道や、海辺の岬にある廃墟を散歩しながら、いっしょにさまざまなものを見、話をし、初めてのキスをした。ほどなく戦争が始まり、町が爆撃を受けるようになっても、ぼくたちの上にはいつも、太陽が輝いているような気がした。でも病弱なヴァレリーは、自分にあまり時間がないことを、知っていたのかもしれない。だからぼくに、あんなことを言ったのだ。「いつかわたしが迷子になったら、かならず見つけてね」そうするよ、とぼくは約束した。それが、けっしてしてはならない約束だとは知らずに…。イギリス児童文学の巨匠ウェストールが描く、せつなく、恐ろしく、忘れがたい初恋の物語。
ウェストールが得意とした2つのテーマ、「戦争」と「ホラー」が組み合わされた、迫力ある作品。
【対象】中学生くらい
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
14歳の時に出会ったボブとヴァレリー。金持ちの娘と労働者の息子ですが、2人は恋に落ちます。しかし、ヴァレリーはなにやら病気のようで…。中盤以降はちょっとこわい展開でした。切なくもあるのですけど。こんな初恋は忘れられないでしょうねー。(みちんさんさん 30代・愛知県 女の子6歳、女の子4歳)
目次
【編集者のコメント】この本の表紙に描かれた遺跡と墓地は、作品中で主人公ボブが赤い髪の少女ヴァレリーにある約束をした場所、そのままの風景です。ここはウェストールの故郷、英国北部の小さな海辺の町タインマスの岬にある墓地。今でも物語の舞台となった第二次大戦中と同じ、ひなびた風景が広がっています。ウェストールの物語の舞台を訪ねて旅をしたとき、撮ってきた写真を、画家の丹地陽子さんがうまく表紙画に取り入れてくれました。
商品詳細
- シリーズ名
- Westall collection
- 出版社名
- 徳間書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 小学56年生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:The promise
注意事項
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