藍の悲劇

太田忠司/著

発売日:2004年10月

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ISBN
978-4-396-20787-8
著者情報
太田 忠司(オオタ タダシ)
昭和34年、名古屋市生まれ。平成2年に一人六役の離れ業に挑んだデビュー作『僕の殺人』以来、いわゆる「新本格推理」のトップグループを走り続ける氏は、「新宿少年探偵団」ものや少年探偵狩野俊介シリーズなどの多彩な作風に一貫して、センチメンタルで熱く、さらにミステリ本来の意外性を併せ持つことで、多くの読者を獲得する。ウェブで著者本人の日記や掌編小説などが読める公式サイトは大人気ヒット中

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商品説明

"「死体の顔をなぜ青く?」工芸界の美しき連続殺人!霞田(かすみだ)探偵VS闇の探偵""男爵(バロン)""推理対決! 探偵霞田志郎が見合い!? 天才的推理で知られる""男爵""こと桐原が美貌の藍染作家・志賀織香(しがおりか)を霞田に紹介した。その矢先、彼女の師に当たる東藤(とうどう)が工房で毒殺。死体はなぜか頭部を藍甕(あいがめ)に突っ込んでいた。霞田は事件解決に挑むが、第二の殺人が!藍染教室の生徒だった人妻の杉子が絞殺されたのだ。しかも死体の顔を青く塗られて。奇妙な殺人現場の謎を追う志郎の行く手には不気味な桐原の影が。華やかな伝統工芸界の暗部が浮かび上がったとき、犯人の魔手は織香へ伸びていた 。"

商品詳細

シリーズ名
ノン・ノベル
出版社名
祥伝社
対象年齢
一般
著者コメント
藍が染料として使われるようになったのは紀元前2000年頃のエジプトからだと言われています。それがインド、中国を経由して日本に伝わったのが飛鳥時代。以後藍染は日本各地に普及し、江戸時代に全盛を迎えます。紫が高貴な色なら、藍は庶民の色でした。安藤広重の「東海道五十三次」を分析すると、描かれている人物の64%が何らかの藍染製品を身につけているそうです。明治以降、化学染料の発達によって藍染は衰退していきますが、現在でも技術は受け継がれ、優れた工芸品や芸術作品が生み出されています。霞田兄妹シリーズの新作は、そうした藍染が生み出される現場で起きた凄惨な殺人事件の顛末(てんまつ)です。
フォーマット
文庫

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