チューリップ・タッチ
発売日:2004年11月
- ISBN
- 978-4-566-02400-7
- 著者情報
- ファイン,アン(ファイン,アン)(Fine,Anne)
1947年、イギリスのレスターシャー生まれ。ウォーリック大学卒業。中学校教師や刑務所教師などを経て、1978年に作家デビュー。現代イギリスを代表する児童文学作家として、高い評価を得ている。主な邦訳作品に、『ぎょろ目のジェラルド』(カーネギー賞・ガーディアン賞受賞/講談社)、『フラワー・ベイビー』(カーネギー賞受賞/評論社)などがある
灰島 かり(ハイジマ カリ)
国際基督教大学卒業。英国のローハンプトン大学院で児童文学を学ぶ
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商品説明
麦畑の光の洪水の中で、あたしは初めてチューリップに会った。そして、離れられなくなった。あたしたちは二人で、どこへでも行ったし、なんでもした。そう、ウソをつき、友だちを傷つけ、大人たちをからかった。ある日、空っぽの古い家畜小屋に火をつけた。空をなめる大きな炎と黒いけむり、舞い上がる火の粉。あたしは走った。全速力で…。生まれつき邪悪な人間なんて、いない!少女の心の闇を救う手立てはあるか?英国で熱い議論を巻き起こした問題作。ウィットブレッド賞受賞作。
二人の少女の激しい友情と、悲劇へ走った結末。少女の心の闇を、救う手立てはあったのか―?
【対象】小学高〜中学生
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
多かれ少なかれ、思春期は人間関係の中でこういうたぐいの共依存を経験することにはなると思います。だからこそ、10代にこの本を勧めるかというと微妙な所です。文章の難易度としては中学生から読めますが、これを読み切るためには、ある程度の経験に基づく俯瞰力が必要だからです。「巻き込まれる側」のナタリーも、「巻き込む側」のチューリップも共通するのは結局、背景にある保護者からの愛情の欠損。「こんな子、どうなったっていいわ」と思われている子どもの歪んだ心理をよくぞここまで細かく描いたものだと思いました。強すぎる共依存心理を生み出すのは、親の教育姿勢や家庭環境そのものだ、と断罪しているように読めます。子ども、というより保護者が読むべきでは。(だっこらっこさん 40代・愛知県 女の子9歳)
商品詳細
- 出版社名
- 評論社
- 対象年齢
- 小学56年生 中学生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:The Tulip touch
注意事項
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