赤いくつ アンデルセン童話
発売日:2004年11月
- ページ数
- 1冊
- ISBN
- 978-4-7896-0584-7
- 著者情報
- 岩崎 京子(イワサキ キョウコ)
1922年東京に生まれる。短編「サギ」で日本児童文学者協会新人賞、『鯉のいる村』(新日本出版社)で野間児童文芸賞、芸術選奨文部大臣賞、『花咲か』(偕成社)で日本児童文学者協会賞を受賞
降矢 なな(フリヤ ナナ)
1961年東京に生まれる。スロヴァキア共和国、ブラチスラヴァ美術大学・版画科卒業
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商品説明
カーレンは戸だなのおくから、そっと赤いくつをとりだしました。「みるだけ」―すると、はいてみたくなりました。ところが、足を入れると、とたんにうきうきして、じっとしていられなくなりました。くつはかってにおどりだし、あっちにいったり、こっちにいったり。カーレンが足をおさえても、とまりません。
禁断の赤いくつをはいた途端、カーレンの足は踊りだし、止められなくなった。苦しんだカーレンに真の安らぎを与えたものとは。
【対象】小学校低学年くらい
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
アンデルセンの『赤いくつ』はなぜか、日本人が描く絵本ばかりのようですが、気のせいでしょうか。いわさきちひろ、降矢なな、網中いづる。訳者も神沢利子、岩崎京子、角田光代と絵本や小説で名だたる方が連なります。何か話そのものが日本の絵本作家、小説家を触発するものがあるのでしょうか。とても悲しくて暗い話です。教会に履いていくには場違いな赤いくつに魅力を感じた薄幸の娘カーレン。母を失い、引き取ってくれた親切なおばあさんは、赤い靴でダンスに出かけている間に死んでしまいます。罪の意識に苦しむのですが、赤い靴はカーレンの意志とは関係なく、靴は踊り続けます。しまいには両足を切断してもらうことで踊りから解放されたカーレン。怖さという点では、岩崎京子さんの文が一番かもしれません。その怖さを、降矢ななさんはマリオネットの舞台劇で表現することによって、子どもたちとの距離感を和らげようとしているようです。楽しい話ではないので、操り人形のようにして描かれたカーレンが痛々しくも感じられました。天使に救われて天国に召されるラストシーンはとても感動です。やっとカーレンは赤い靴の悪魔から解放されるのです。松葉づえを使いながら、天国でおばあさんと二人歩いていく後姿。このラストシーンに救われたように思います。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子15歳)
商品詳細
- 出版社名
- 女子パウロ会
- サイズ
- 29cm
- 対象年齢
- 幼児 小学12年生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:De r〓de skoe
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