少女文学 18世紀の道徳的・教訓的読物から19世紀における「小娘文学」の成立まで

  • 少女文学 18世紀の道徳的・教訓的読物から19世紀における「小娘文学」の成立まで
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ISBN
978-4-8102-0143-7
著者情報
中村 元保(ナカムラ モトヤス)
梅花女子大学学長。1958年大阪大学文学部卒業。1989年大阪大学文学部教授。1999年梅花女子大学教授(児童文学科)。2001年から現職

渡辺 洋子(ワタナベ ヒロコ)
大阪学院大学経済学部助教授。1963年大阪大学文学部卒業。1980年大阪大学文学部助手。1988年から現職

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商品説明

一般文学とくらべて、児童・青少年文学の研究が遅れをとっていることはよく知られている。それは「高尚な」文学と児童・青少年文学の間に硬直した壁を設けてきた従来の偏見のためでもあったが、同時に、研究の土台となるべき信憑性ある資料が著しく不足していたためでもあった。
 今なお児童・青少年文学史には多くの欠落部分が残り、全体像を描くための障害となっている。本書はその欠落部分の一つを埋めようとする試みである。
ダグマル・グレンツは、従来ほとんど扱われることのなかった資料を掘り起こし、綿密なジャンル論及び文学史的記述方法を用いて、18世紀から19世紀にかけての児童・青少年文学における重要な一分野に新たな光をあてた。それは、女性の役割イメージと役割意識の形成に決定的な影響を及ぼした少女文学の分野である。
 本書は18・19世紀の文学史・社会史にとっても重要な示唆を与えるものである。

目次

第1部 少女文学成立時の社会史的・思想史的背景(十八世紀末における家族構造と男女役割の変容
ルソーとフンボルトにおける男女役割の両極性)
第2部 十八世紀から十九世紀初めまでの少女のための道徳的・教訓的読物(道徳的・教訓的書物と少女文学のはじまり
理性への教育と宗教―博愛主義以前の少女文学 ほか)
第3部 十八世紀から十九世紀初めにかけての少女のための物語文学(小説
物語)
第4部 十九世紀における少女のための文学の発展―展望(新人文主義的およびロマン主義的特徴を持つキリスト教的・理想主義的少女文学
一八五〇年前後の道徳物語、または世界のビーダーマイヤー的・牧歌的変容 ほか)

商品詳細

出版社名
同学社
フォーマット
単行本

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