東京文学スケッチ散歩 水彩で描いた物語の風景
発売日:2004年8月
- ISBN
- 978-4-8170-3381-9
- 著者情報
- きた としたか(キタ トシタカ)
1926年長崎市生れ。1948年東京大学法学部卒。以後1971年まで東京都立大学付属高校教諭、東京都立大学講師、横浜市立大学講師などを歴任、学園紛争を機に画業に転向。1978年〜94年、毎年紀行スケッチ展を開催、現在までに22回。1992年「東京を描く市民の会」創立、参加。1994年「彩の国を描く会」創立、主宰。2001年よみうり・日本テレビ文化センターで「ペン水彩」講座開講。2002年よみうり・日本テレビ文化センターで「模写による西洋美術史」講座開講
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
"一葉、露伴、漱石、鴎外、子規、芥川龍之介、平塚らいてう、室生犀星、永井荷風、岡本かの子、堀辰雄、佐多稲子、高見順、坂口安吾、久保田万太郎、獅子文六、三島由紀夫…。130人の文芸作品などの、ゆかりの地で描いた、線が生きているスケッチと、文。
明治から昭和へと激しく変貌した東京の世相や歴史のひとこまを、物語の中に生きている時代相と共に、作家の目を通して鮮やかに蘇らせてくれる。取材記や著者のつぶやきも、かいま見られる。
本郷、湯島、千駄木、谷中、根岸、上野、田端、向島、浅草、日本橋、銀座など62個所を訪ねた。
第42回の「神田の心臓部、古書街」では、漱石が出てくる。小説『こころ』で、お嬢さんを下さいと、下宿の奥さんに言った後、飛び出した先は、千代田区神田神保町のこの古書店街だった。「私は猿楽町から神保町の通りへ出て、小川町の方へ曲がりました。私が此界隈を歩くのは、何時も古本屋をひやかすのが目的でした」。その漱石の『こころ』を、何とか自分のところから出してくれ、ついでに費用も、と図々しく漱石に借りて出版したのが古本屋開業間もない岩波茂雄。
司馬遼太郎はこういう古書街の英雄群像を『街道を行く 36』で倦まず語り、漱石研究で世に出た江藤淳は、中学生の頃からこの古書街に馴染んだと、紹介している。
1回につき700字余りの案内ながら、探ってゆくと所々に奥深いものが突き当たる。読み飛ばしたところを、原典でもう一度当ったり、その場所を訪ねたくなった。
「公明新聞」日曜版に1年にわたり62回連載した。それに、絵を大幅に増やし、注釈と写生地への略図を附した。"
目次
一葉ゆかりの菊坂風景(文京区本郷)
業平竹の徳田秋声旧宅(文京区本郷)
炭団坂―日本近代文学濫觴の地(文京区本郷)
独りくだる湯島切通し(文京区湯島・春日通り)
海が見えた藪下通り(文京区千駄木)
団子坂、菊人形の夢去りて(文京区千駄木)
谷中霊園―『五重塔』(台東区谷中)
芋坂名代の羽二重団子(荒川区東日暮里)
根岸の里の侘び住まい―子規庵(台東区根岸)
田端駅界隈―煤煙事件(北区田端)〔ほか〕
商品詳細
- 出版社名
- 日貿出版社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。