Les metamorphoses du pacte diabolique dans l’ uvre de Balzac
発売日:2003年10月
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商品説明
近代社会における「悪魔」とは?
「悪魔との契約」は何を意味するのであろうか?
ヨーロッパにおいて、「悪魔との契約」のテーマは古くから民間伝承に見出され、ゲーテの『ファウスト』を初め、多くの文学作品の中で取り上げられてきた。
とりわけ、19世紀フランスのロマン主義文学において、様々な形でこのテーマが扱われ、バルザックの作品も例外ではない。
もはや「悪魔」という超自然的な存在が信じられなくなった時代において、「悪魔」がどのような形で捉えられているのかを、「近代小説の祖」バルザックの作品の中で探ってみたのが本書である。
バルザック研究の第一人者、ニコル・モゼ パリ第7大学教授は、序文の中で本書を次のように評している。「従来の『悪魔との契約』から近代的な契約に至るまで、村田氏は『契約』の変貌という興味深い現象の様々な段階を追っている。彼女の綿密で詳細な研究は、1822年に出版された初期小説『百歳の人』から『人間喜劇』全体にいたるまで、膨大な作品群を通じてそのテーマが辿る紆余曲折の過程に光を当てるものである。」
本書第一部では、幻想的な物語における「悪魔との契約」のテーマを分析し、第二部では、現実的な空間で繰り広げられる作品を取り上げ、お金や結婚などに関わるブルジョワ的な「契約」に関連づけながら、このテーマを考察している。社会的・政治的・経済的に激しく移り変わっていく時代において、何が「悪魔的存在」とみなされていくのかを深く追求することで、本書は、現代社会に通じる問題提起ともなっている。
なお、本書はフランスの学術出版社クリンクシックとの共同出版で、日仏同時発売となっている。
商品詳細
- 出版社名
- 大阪公立大学共同出版会
- フォーマット
- 単行本
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