雁・カズイスチカ
発売日:2003年10月
- ページ数
- 214p
- ISBN
- 978-4-316-80037-0
- 著者情報
- 森 鴎外(モリ オウガイ)
1862年1月19日(新暦2月17日)、現在の島根県鹿足郡津和野町に生まれる。1872年6父に随って上京。10西周邸に寄寓、進文学社でドイツ語を学ぶ。1877年4東京大学医学部本科生となる。1881年7東京大学卒業。12陸軍軍医副となる。1884年8陸軍省の命を受け、ドイツ留学。1888年9帰国、陸軍軍医学舎教官となる。1889年2赤松登志子と結婚。7東京美術学校講師となる。1890年9長男於菟誕生。10妻登志子と離婚。1891年8医学博士の学位を受ける。1892年1千駄木町21番地で父母と同居。1894年8日清戦争に出征。1899年6小倉の第12師団軍医部長に着任。1902年1荒木志げと結婚。3東京の第1師団軍医部長に着任。1907年11陸軍軍医総監、陸軍省医務局長に就任。1909年7文学博士の学位を受ける。1910年2慶応義塾大学文学科顧問となる。1911年5文部省文芸委員会委員となる。1915年11東京日日新聞社の客員となる。1916年4陸軍省医務局長辞任。1917年12帝室博物館総長兼図書頭に就任。1922年7月9日、肺結核・萎縮腎で死去
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商品説明
陸軍軍医総監などいかめしい肩書きや、若いうちから「大家」と呼ばれた才筆から、高踏派の頂点のようにいわれる鴎外は、こんなに心やさしい作品を残しているのです。「雁」は、無縁坂の家に高利貸の妾として囲われたお玉のふとした(「逸脱」への憧れのような)恋心が描かれます。「カズイスチカ」は、エリート医学士花房の、千住の町医者として敬愛を集める父を手伝う中での医者としての心構えの微妙な揺らぎが素材です。どちらも、かなりの年数を経て話者が回想するスタイルをとっていますが、市井の人々に向かう鴎外の「心」は、慈しみに充ちています。それは、遺書に「石見の人森林太郎」とだけ刻銘しろといったように、鴎外その人も、ありえたかもしれない市井の中の人生を心のどこかにずっと引きずっていたからかもしれません。
目次
「雁」「カズイスチカ」
商品詳細
- シリーズ名
- 読んでおきたい日本の名作 森鴎外 2
- 出版社名
- 教育出版
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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