イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む
発売日:2002年12月
- ISBN
- 978-4-582-76453-6
- 著者情報
- 宮本 常一(ミヤモト ツネイチ)
1907年山口県周防大島生まれ。民俗学者。23年、出郷、大阪逓信講習所を卒業して、大阪の郵便局に勤務。のち、天王寺師範学校を卒業。さらに、同校専攻科に入り、地理学を専攻。同科卒業後、小学校教師を務めるかたわら民俗学を志し、29年上京、渋沢敬三のアチック・ミューゼアム(のちの日本常民文化研究所)に入る。30年、雑誌「旅と伝説」に応募した昔話で柳田国男に見出される。その後大阪に戻り、小学校教師を務めながら、「口承文学」の創刊や「近畿民俗」を発刊するなど、研究を深める。39年、再び上京、アチック・ミューゼアム所員。45年から48年には大阪府の嘱託として農業指導や農地解放を指導した。その後、日本常民文化研究所所員(52年)、全国離島振興協議会初代事務局長(53年)、武蔵野美術大学教授(65年)、日本観光文化研究所所長(66年)などを務めた。その間、木下順二らと「民話」(58年)や「あるくみるきく」(67年)などの雑誌を刊行した。1981年没
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商品説明
五十余年の歳月と十六万キロの旅程。日本列島の白地図にその足跡を、赤いインクで印していけば、列島はまっ赤になるといわれた、その人。西の大旅行家の名紀行をその人、宮本常一が、読む。日本民族と日本文化の基層を成す岩盤を、深く鋭く穿ちながら―。
目次
第1章 穀物や果物が豊富で、地上の楽園のごとく、人々は自由な生活を楽しみ東洋の平和郷というべきだ(「置賜県雑録」より)
第2章 蚤の大群が襲来したために、私は携帯用の寝台に退却しなければならなかった
第3章 子どもたちは、きびしい労働の運命をうけついで世に生まれ、親たちと同じように虫に喰われ、税金のために貧窮の生活を送るであろう
第4章 仕事もなく、本もなく、遊びもない。わびしく寒いところで、長い晩を震えながら過ごす。夜中になると、動物のように身体を寄せて暖をとる
第5章 あらゆる種類のお面や人形、いろいろな姿に固めた砂糖、玩具、菓子類が…。日本では、どんな親でも、祭に行けば子どもに捧げるための供物を買うであろう
第6章 私はシーボルト氏に、これからもてなしを受けるアイヌ人に対して親切に優しくすることがいかに大切かを伊藤に日本語で話してほしい、と頼んだ
第7章 いつか遠い昔において彼らは偉大な国民であったという考えにしがみついている。彼らには、互に殺し合う激しい争乱の伝統がない
商品詳細
- シリーズ名
- 平凡社ライブラリー 453 offシリーズ
- 出版社名
- 平凡社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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