リンパ腫症例ノート

  • リンパ腫症例ノート
  • リンパ腫症例ノート
ISBN
978-4-89044-508-0
著者情報
大屋敷 一馬(オオヤシキ カズマ)
東京医科大学内科学第一講座教授

向井 清(ムカイ キヨシ)
東京医科大学病理学第一講座教授

¥7,700 税込

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商品説明

一般内科医にとって、血液病の診療は必ずしも得意とする領域ではないのではなかろうか。ことに悪性リンパ腫は、その分類や疾患名がほぼ10年おきに変わり、血液病専門医にとっても十分にフォローするのが必ずしも容易ではない領域と思われる。その大きな要因として、白血病や骨髄異形成症候群では骨髄や抹消血の細胞形態の読みが重要であるのに対して、悪性リンパ腫では病理組織診断が治療方針を決定する上で重要であることに基づいているからである。しかしながら、悪性リンパ腫は、一般内科の病棟においても必ず遭遇する、頻度の高い疾患であることもまた事実である。
実際のリンパ腫患者の診療に際し、血液専門医でも病理所見はレポートを見るだけのことが多く、特殊な症例を除き、患者の病理標本を血液を専門とする病理医と一緒に検討する機会は少ないのではないだろうか。筆者らの教室では、平成11年10月より病理学第一講座の協力により“リンパ腫カンファランス”を行い、現在までに21回を数えるに至った。毎月3例前後の新患症例につき臨床所見の掲示と病理組織の解説を行うことにより、より深いリンパ腫への理解が得られているものと思われる。
平成13年、検討症例が30例を越したころから、“リンパ腫カンファランス”で検討した症例を“リンパ腫症例ノート”としてまとめてみようという話が持ち上がった。悪性リンパ腫の病理組織については、今までもいくつかの立派な成書が刊行されているが、実際の症例提示から病理組織の解説、および治療まで、リンパ腫患者を中心に置き、多方面からアプローチしているものは少なく、症例を中心にまとめるのも意味があるのではないかと考えた。
当初、すでにそのつどまとめてあった症例提示と病理組織標本の提示だけの簡単な小冊子を作る予定であったが、出版社の方から、症例提示だけではなく、診断、治療からインフォームド・コンセントまで含めたものが理解されやすいのではないかとの意見がでた。そこで前半に悪性リンパ腫の解説、後半に実際の症例のまとめの形を取ったため、いつの間にか結構分量のある書籍になってしまった。

目次

1 リンパ腫の分類と疫学
2 リンパ腫の病態と症候学
3 リンパ腫診断学総論
4 リンパ腫治療学総論
5 リンパ腫各論・疾患編
6 リンパ腫各論・その他・含むマネージメント編
7 リンパ腫症例編

商品詳細

出版社名
日本医学館
フォーマット
単行本

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