古代中央アジアにおける服飾史の研究 パジリク文化とノイン・ウラ古墳の古代服飾
発売日:2002年9月
- ISBN
- 978-4-490-20478-0
- 著者情報
- 加藤 定子(カトウ サダコ)
1926年山口県に生れる。1953年文化女子短期大学家政学部卒業。1954〜57年同大学副手。1975年頃より中央アジア各地において衣服の出土資料に関する調査研究を重ねる。1982〜94年大阪樟蔭女子大学非常勤講師。1983〜85年国立民族学博物館共同研究員(衣服保存)。1987年武庫川女子大学大学院家政学研究科修了(家政学修士)。2001年博士学位取得。現在、家政学博士。国際服飾学会理事、国際シルクロード・アカデミー理事
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商品説明
中央アジア北部の古代遺跡―山地アルタイ地方のアク・アラハ、カタンダ、パジリクおよびモンゴル高原のノイン・ウラ各古墳は、紀元前5〜0世紀に古代遊牧系住民によって造営された。凍結墳墓であり、多くの遺品が朽ち果てずに残存して、その中には、当時の革や布を素材にした衣服も見られた。著者は、これら出土の衣服の実見・調査を重ね、衣服構成学の視点から厳密に復元・考察を試みた。服飾史上、当該期アジアの衣服は“平面的構成”(折りたためる直線的構成)とされ、“立体構成”(折りたたむと皺ができる)は、14世紀以降西洋に発達したとされる。しかし、出土した紀元前5世紀の中央アジアの衣服にも、この要素を見いだせることを解明した。人の体形に合わせて革を接いで製作した古代遊牧民の着衣(体形衣的構成)が、布にも汎用されていくという論旨を核に、これを漢代のいわゆるシルクロード開通以前の東西交流史のなかに跡付けていく注目の書。
目次
第1部 山地アルタイ地方の古代服飾―紀元前5世紀〜前2世紀(アク・アラハ古墳出土の服飾―紀元前5世紀〜前2世紀
カタンダ古墳出土の服飾―紀元前5世紀〜前4世紀
パジリク古墳出土の服飾―紀元前5世紀〜前2世紀)
第2部 モンゴル高原地方の古代服飾―紀元前後(ノイン・ウラ古墳出土の服飾―紀元前後)
商品詳細
- 出版社名
- 東京堂出版
- フォーマット
- 単行本
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