ディオニュソスの詩学
発売日:2002年4月
- ページ数
- 567,16p
- ISBN
- 978-4-7720-0479-4
- 著者情報
- 山口 拓夢(ヤマグチ タクム)
1966年生まれ。学習院大学大学院博士課程満期退学。現在、武蔵野美術大学、和光大学、札幌大学非常勤講師
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商品説明
本書は、エウリピデスの悲劇『バッカイ(バッコスの信女たち)』の研究書である。『バッカイ』は、良くも悪くもひとをふつうの人間ではない何者かに変えてしまう、危ない神との出会いを舞台化した作品であり、そのような神の過剰な力を、どのようなことばの技巧を用いて、エウリピデスがテクストとして作品化したのかをたどるのが、本書の狙いなのである。『バッカイ』では、神によって引き起こされる狂気が、詩的なことばによって示される。シーガルは、本書でそうした狂気の論理構造を解き明かそうとし、さらに、狂気を活かしながら制御する技術としての悲劇に、光を当てることができた。
目次
第1章 捉えどころのない神
第2章 ディオニュソスの多様な現れかた―二重写しの技法・狩猟・儀礼について
第3章 ディオニュソスと文明―道具・農耕・音楽
第4章 悲劇の横軸を読む―家・都市・山
第5章 悲劇の垂直軸を読む―地・風・水・火
第6章 武器と人間―性の役割と通過儀礼について
第7章 メタ悲劇―芸術・幻想・模倣
第8章 シンボルの危機―ことば・神話・悲劇
第9章 ディオニュソスの詩学とエウリピデスの悲劇
商品詳細
- 出版社名
- 国文社
- サイズ
- 20cm
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原書名:Dionysiac poetics and Euripides’ Bacchae 原著増補版の翻訳
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