『アメリカの悲劇』の現在 新たな読みの探究
発売日:2002年1月
- ISBN
- 978-4-8057-5145-9
- 著者情報
- 大浦 暁生(オオウラ アキオ)
中央大学文学部教授
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商品説明
アメリカ自然主義文学の巨匠セオドア・ドライサーの代表的作品といえば1900年に刊行されリアリズム文学の記念碑的作品とされる『シスター・キャリー』と1925年に刊行された『アメリカの悲劇』である。中でも、『アメリカの悲劇』はアメリカ自然主義小説の最高峰との声が高い。20世紀前半においてアメリカの中にあった貧富の差は、21世紀の現在、世界に拡大しており、『アメリカの悲劇』は決して古い作品ではなく現在でも「世界の悲劇」として読みうる新しさを持っている。本書は『アメリカの悲劇』を通じて「新たな世界の意味」を探求す
目次
1 成功への渇望と貧者への同情―ドライサーの人生と『シスター・キャリー』『アメリカの悲劇』
2 もう一つの「アメリカの悲劇」―クライドはどこまで自己認識できたのか
3 『アメリカの悲劇』と『マーティン・イーデン』
4 反男性主義的なハーストウッドとクライド
5 社会小説としての『アメリカの悲劇』
6 リアリズムかロマンスか―スティーヴンスの『アメリカの悲劇』
7 クライドの発話行為と自由間接話法の関係
8 『アメリカの悲劇』における法的言説と権力
9 ラッセルをめぐって―予示と反復
10 彼は制服を、しかもしゃれた制服を着ることになった―「標準的」アメリカ青年のものの考え方と生活態度について
11 隠蔽された変革願望―ドライサー、ベロー、アメリカの悲劇
商品詳細
- 出版社名
- 中央大学出版部
- フォーマット
- 単行本
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