未来の記憶
発売日:2001年8月
- ISBN
- 978-4-7738-0111-8
- 著者情報
- ガーロ,エレナ(ガーロ,エレナ)(Garro,Elena)
メキシコのプエブラに生まれる。読書を好んだ両親のもとで幼いころからヨーロッパの古典文学に親しみ、フランス語やラテン語を学びながら想像力、神秘主義、東洋哲学、古典趣味を身につけ、また家で働く先住民の使用人たちのもつ「魔術的な」世界観の影響も強くうけた。1936年、首都の国立大学に進み、バレエを演劇を専攻する傍ら振付師として活躍した。37年、若き詩人のオクタビオ・パスと結婚。外交官としても活躍した夫と共に、米国、フランス、インド、日本などでの生活を経験し、シュールレアリスムや東洋哲学、日本文化にあらためて親しみ、ジャーナリストとしても活動した(パスとは59年に離婚)。57年にパスが率いる前衛劇団のために数篇の一幕物の戯曲を書き上げ、作家としてもデビューした。この頃から60年代にかけてもっとも充実した旺盛な創作活動を展開した。1970年以降メキシコを離れて暮さざるを得なかったこともあって、メキシコ文学界におけるガーロの評価は必ずしも高くはなかったが、近年に至って再評価の動きがあり、幻想的な作風をもつ、現代ラテンアメリカ文学のもっとも重要な担い手のひとりと見なされている。晩年はメキシコに帰国したが、困窮のうちに暮し、1998年9月、ひっそりと世を去った
冨士 祥子(フジ サチコ)
札幌市出身。ミシガン州立大学でスペイン語を学び、カリフォルニア大学アーヴィング校でラテンアメリカ文学の学位を取得した。ミシガン州立大学、カリフォルニア大学アーヴィング校、青山学院大学、法政大学等でスペイン語を教える
松本 楚子(マツモト タカコ)
東京都出身。スペイン史を専攻。現在は女性作家を中心にしたラテンアメリカ文学を研究し、その翻訳紹介に務める
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商品説明
禁じられた愛に走った罪のゆえに、罰として石に姿を変えられた女。その物語の背後に広がる時代と村人の生活を複数の声が語る、豊穣なる神話的世界。現代メキシコ女性作家が切り拓く幻想的な、フェミニズム文学の傑作。
商品詳細
- 出版社名
- 現代企画室
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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