ノモンハンの夏 (文春文庫)
発売日:2001年6月
- ISBN
- 978-4-16-748310-4
- 著者情報
- 半藤 一利(ハンドウ カズトシ)
昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文芸春秋入社。「文芸春秋」「週刊文春」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5年「漱石先生ぞな、もし」で新田次郎文学賞、平成10年に「ノモンハンの夏」で山本七平賞を受賞
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商品説明
エリートが招いた悲劇!
参謀本部作戦課、そして関東軍作戦課の罪と罰は誰が背負ったのか?
このエリート集団が己を見失ったとき、満蒙国境での悲劇が始まった。司馬遼太郎氏が最後に取り組もうとして果せなかったテーマを、共に取材した著者が、モスクワのスターリン、ベルリンのヒトラーの野望、中国の動静を交えて雄壮に描き、混迷の時代に警鐘を鳴らした傑作。
山本七平賞受賞作。
解説・土門周平
公式の諸資料の他に、ノモンハン事件を中心にした研究、回想は二十種類を越えるが、広範囲の資料収集と深い分析・考察という点で本書は群を抜いている。それに緻密な文体については他の追従を許さない。ノモンハン事件の定本として長く残ることは確かである。──解説より
目次
第一章参謀本部作戦課/戦略戦術の総本山参謀本部はすでに対ソ作戦方針を示達していた。「侵されても侵さない。不拡大を堅守せよ」
第二章関東軍作戦課/関東軍の作戦参謀たちは反撥した。「侵さず侵されざる基調として、強い決意を固めて万事に対処する」
第三章五月/モロトフ外相はスターリンに指示された抗議文書を東郷大使に手渡した。「これ以上の侵略行為は許さない」
第四章六月/関東軍の作戦参謀辻政信少佐はいった。「傍若無人なソ蒙軍の行動に痛撃を与えるべし。不言実行は伝統である」
第五章七月/参謀本部は、関東軍の国境侵犯の爆撃計画を採用しないと厳命した。
第六章八月/歩兵連帯長須見新一郎大佐はいった。「部隊は現在の陣地で最後を遂げる考えで、軍旗の処置も決めています」
第七章万骨枯る/死屍累々の旧戦場をまわりながら、生き残った兵たちはだれもが思った。「ああ、みんな死んでしまったなあ」
あとがき
参考文献
商品詳細
- シリーズ名
- 文春文庫
- 出版社名
- 文藝春秋
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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