小熊秀雄童話集
発売日:2001年4月
- ISBN
- 978-4-88352-041-1
- 著者情報
- 小熊 秀雄(オグマ ヒデオ)
1901年、北海道小樽市に父三木清次郎、母小熊マツの子として生まれる。幼児の頃母死亡、継母ナカに育てられる。1916年、樺太泊居町の高等小学校を卒業後、養鶏番人、炭焼、鰊漁場労働、農夫、昆布採、伐木人夫、呉服店員、製紙パルプ工場職工などをして働く。1921年、徴兵検査の際、戸籍上小熊マツの私生児となっていたことを知って以降、小熊姓を名のる。1922年、姉ハツの世話で旭川新聞社の記者となる。旭川新聞に童話・詩を発表。1925年、崎本ツネコと結婚し上京する。『愛国婦人』に「焼かれた魚」を発表。志ならずに旭川に帰省。1926年、長男焔生まれる。旭川新聞社に復職。今野大力、鈴木政輝らと詩誌を創刊。1928年、妻子を連れて上京。『民謡詩人』に詩、エッセイを発表。遠地輝武らと知りあう。業界紙の編集などで生活をたてる。1929年、北多摩郡長崎町に転居。生活苦が続く。1931年、プロレタリア詩人会に参加。1932年、ナップ(プロレタリア作家同盟)に参加。1933年、小林多喜二虐殺の報でかけつけ検挙される。1934年、コップ(プロレタリア文化連盟)加盟団体解散。新井徹、遠地輝武と『詩精神』発刊。「馬上の詩」、「しゃべり捲くれ」、「プラムバコ中隊」他発表。画家寺田政明らと交友、デッサンを始める。1935年、『小熊秀雄詩集』(耕進社)、『飛ぶ橇』(前奏社)を上梓。諷刺詩人、漫画家により結成された「サンチョクラブ」(同人岩松淳、松山文雄、村山知義、壺井繁治、柳瀬正夢、小野沢亘等)に加入、機関誌『太鼓』の同人になる。1936年、『詩人』に、「馬車の出発の歌」他発表。「自由詩型」の立場をとり、北川冬彦の「新定型詩」論と対立し、詩壇に影響を与える。新聞、雑誌などの稿料で生活がやや安定する。1937年、堀田昇一の小説『自由ヶ丘パルテノン』のモデルとされ憤慨する。左翼系文学雑誌への弾圧、廃刊が続き発表の場がせばまる。1938年、『詩と美術』に詩・展覧会評を執筆。一時旭川に帰省し、旭川新聞に「旭川風物詩」掲載。1939年、雑誌『塊』に長編詩「託児所をつくれ」、「諷刺大学生」他発表。この頃中村書店の編集顧問になり、子ども漫画の台本「火星探検」他を創る。画家、漫画家芳賀仭と親交。1940年、『現代文学』に「流民詩集」他発表。11月20日肺結核悪化で豊島区千草町東荘で死す。1941年、銀座菊屋ギャラリーで遺作展。発起人18人―北川民次、上田広、加藤直次
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商品説明
1930年代の戦争とファシズムの時代に,極貧と病苦の中で,死ぬまで抵抗の詩をうたい続けたプロレタリア詩人。小熊秀雄の童話は,どの作品も小熊の人生そのものを表現しているものであり,人々の心をゆさぶる深い悲しみとユーモアに満ちあふれている。宮本百合子も賞賛した小熊童話を全点収録。『小熊秀雄全集』は1978年,毎日出版文化賞受賞。 目次 珠を失くした牛 狼と樫の木 豚と青大将 たばこの好きな漁師 白い鰈の話 焼かれた魚 青い小父さんと魚 お月さまと馬賊 緋牡丹姫 お嫁さんの自画像 三人の騎士 親不孝なイソクツキ マナイタの化けた話 タマネギになったお話 鶏のお婆さん トロちゃんと爪切鋏 ある夫婦牛の話 ある手品師の話
商品詳細
- 出版社名
- 創風社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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