ナターシャ チェルノブイリの歌姫

手島悠介/著

発売日:2001年4月

  • ナターシャ チェルノブイリの歌姫
  • ナターシャ チェルノブイリの歌姫
ISBN
978-4-265-02739-2
著者情報
手島 悠介(テシマ ユウスケ)
1935年、台湾高雄市で生まれる。学習院大で学ぶ。作品に『二十八年めの卒業式』『ふしぎなかぎばあさん』『かぎばあさんの魔法のかぎ』などの「かぎばあさん」シリーズ(岩崎書店・日本児童文芸家協会賞)『友情の二つの花』(岩崎書店)『がんばれ! 盲導犬サーブ』『飛べ! 千羽づる』(いずれも講談社)『大地震が学校をおそった』(学研)などがある

広河 隆一(ヒロカワ リュウイチ)
1943年生まれ。早稲田大学卒業。ベイルート虐殺事件の記録で82年、よみうり写真大賞、83年IOJ国際報道写真大賞を受賞。89年、チェルノブイリとスリーマイル島原発事故の報告で講談社出版文化賞、93年、産経児童出版文化賞をそれぞれ受賞。『チェルノブイリ 消えた458の村』(日本図書センター 平和・協同ジャーナリスト基金賞)など著書多数

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商品説明

1986年4月26日、ロシアのチェルノブイリ原発が爆発事故を起こし、広い範囲にわたる住民が被曝しました。当時6歳の少女だったナターシャもそのひとりです。ナターシャはその後、少年少女民族音楽団に入団。天性の美声と民族楽器バンドゥーラをたずさえて、弾き語りの歌手として活躍をはじめます。来日のたびに、日本でも多くのファンを魅了しました。「被曝の後遺症にいまなお苦しむ多くの子どもたちを助けたい」希望のともしびをかかげながら、日本各地で「救援コンサート」を開いているナターシャを紹介します。
チェルノブイリ原発事故の被爆者ナターシャ。後遺症の人々を救う為日本で活動をする姿を描く。

【対象】小学中〜高学年

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
震災と原発事故から四カ月が経ち、福島から遠く離れた場所でもホットスポットが見つかったり、牛肉のセシウム汚染も発覚しました。チャルノブイリ関係の本を読んでいると、事故情報の出し方、避難指示、食物の汚染などはチャルノブイリと同じような経緯をたどっています。この本を読むまで、チャルノブイリの事故は作業員のミスだと思っていましたが、設計ミスにあるらしいこと、モスクワの被爆をさけるために人工雨が降ったことなど、初めて知る事実もありました。主人公のナターシャはこの本が出た当時20歳。チェルノブイリの子どもたちを救うために救援コンサートの活動をしています。ナターシャ自身も被爆をしています。この本に出てくる子どもたちの様子は絵本の『生きていたい!』にもあるように過酷で悲痛なものがあります。そんな中でも力強く生きようとする子どもたち。子どもだけにそのような悲痛さを引き受けさせてもいいものだろうか。いいはずがないのです。今尚線量の高い場所に住んでいるチャルノブイリの子どもたちや福島の子どもたちがいます。私たちはそのことを忘れてはいけないし、大人として子どもたちを守るためにできることをしなくてはいけないと思うのです。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)

目次

第1章 失われたふるさと(消えた森
深夜の大爆発)
第2章 苦難・そして希望へ(おそすぎた避難
首都キエフ市へ
チェルボナ・カリーナ日本へ)
第3章 ナターシャ・グジーコンサート(救援コンサート
幻想のチェルノブイリ)
第4章 ナターシャとぼくとの対話(ヨハネの黙示録)

商品詳細

シリーズ名
イワサキ・ライブラリー 9
出版社名
岩崎書店
対象年齢
小学中〜高学年
フォーマット
単行本

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