わすれないあの日

三代沢史子/えと文

発売日:2001年2月

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ISBN
978-4-8205-6617-5
著者情報
三代沢 史子(ミヨサワ チカコ)
1942年、東京に生まれる。1966年、国立音楽大学声楽科卒業。1980年から新芸術協会展に出品。都知事賞、会員として4賞受賞。1989年以来女流画家展、1991年以来独立展、神奈川独立展に出品。美術家連盟会員、平塚美術協会会員、ISME(音楽教育国際会議)会員。著書に『おととあそぼう』(上下巻)音楽の友社、『子どもの創作ピアノとともに』カワイ出版社などがある

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商品説明

1945年7月27日の大牟田空襲で、当時3歳だった私(作者)が感じた空襲のおそろしさと、死を目のあたりとした一夜のいまだに忘れられぬ記憶。作者であり画家である自身の戦争体験を鮮明に描き出す。
【対象】小学中〜高学年

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
三代沢さんの記憶は3歳の時の大空襲の体験から始まっていると言います。50年を経た歳になっても、鮮烈に残っていると言います。自分の記憶を語りながら、その時の恐怖を描いているのですが、先ずは絵のインパクトに目を奪われました。抽象画のようでありながら、その時の情景と恐怖が克明に描かれています。これは、心に刻まれたトラウマがそれだけ大きいものであり、深く哀しいものだからだと思います。3歳の時、三代沢さんは訪ねてきたいとこの明子姉ちゃんとともに大空襲の夜を迎えました。逃げ込んだ防空壕も、焼夷弾で燃え始めます。生まれたばかりの弟と母と明子姉ちゃんと自分。4人で防空壕のそばの池の中で夜を明かします。降ってくる火の粉と、足が池底につかない怖さに必死で明子姉ちゃんにしがみついていた自分。火の粉を払いながら、片腕で抱きかかえてくれていた明子ねえちゃん。それだから今の自分がいる。息を引き取ったと思った赤ん坊の弟が、母親のおっぱいで息を吹き返した。その光景と自分が生きていることのありがたさ。三代沢さんは描かずにいられなかったのです。作り話ではない重さ、人の創作ではない緊張感のある絵…。この絵本には、にじみ出てくる命の叫びを感じました。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)

商品詳細

シリーズ名
子ども平和図書館 7
出版社名
日本図書センター
対象年齢
小学中〜高学年
フォーマット
単行本

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