江戸前の旬   5

さとう 輝

九十九 森

発売日:2001年2月

  • 江戸前の旬   5
  • 江戸前の旬   5
ISBN
978-4-537-09976-8

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商品説明


「涙は心の汗だ」なんて、古いドラマのクサいセリフのようで、恥ずかしいこと、このうえないと、思っていたが、最近、しみじみと感じ入ってしまったことがあった。
 それは『江戸前の旬』と言う作品の第五巻を読んでいて思ったのである。
 この作品の登場人物は主人公である柳葉旬の寿司を食べてはよく泣くのである。主人公の握る寿司がうまいのはもちろんであるが、そこに主人公の決め細やかな優しさや、愛情が押し付けがましくなく、心地よくこちらの胸にしみ入ってきてついつい、落涙させられてしまった次第である。
 考えてみれば、この作中の人物達は、柳葉旬の握る寿司にいくつもの想いを重ねて泣いているのだから、これは「幸せの涙」なのではないだろうか。
「納豆巻き」の回では、老人のノスタルジーに触れ、「サヨリ」の回では双児のちっぽけな嫉妬心を気づかせ、多くの涙を流させている。
 この柳葉旬という男、ただの若造と侮るなかれ。心技体充実した、一流の寿司職人ではないか。     
 この不景気風が吹く昨今、心の潤いを無くしかけている、もしくは、無くしてしまった人に絶対、お薦めの一冊である。                  (ジャンボ津山)

商品詳細

シリーズ名
ニチブンコミックス
出版社名
日本文芸社
フォーマット
コミック

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