ウィード 銀牙伝説 6

高橋よしひろ/著

発売日:2001年4月

  • ウィード 銀牙伝説 6
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ISBN
978-4-537-09955-3

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商品説明


 売れに売れている大河“犬”ロマンの第6弾である。
 確かに売れているだけのことはある。擬人化された犬が演じるドラマと言えば、手法としては、子供の漫画、童話の類いを思い浮かべるところだが、この作品は、見事に大人の読み物としての完成度を兼ね備えている。登場する犬は、あくまでもリアルな犬としての性質を失わないままに見事に擬人化されている。しかも、ここに登場する犬の数が、半端な数ではない。
 いろんな性格の犬がいる。気の弱い犬、狡猾な犬、ヤクザな犬、人(犬)のいい犬…などなどが、それぞれに人生(犬生)を背負って登場する。これはまさに人間の社会そのものであり、作品世界が、見事なカリカチュア(戯画)となっているとも言えるのだ。しかもそれが、全く不自然ではないときている。評者などは、この作品を読んで、すっかり犬に対する見方が変わってしまった。路上などで、野良犬一匹見つけても、こいつにも辛い人生(犬生)があったんだろうなぁ、などと、つい考えてしまうようになってしまったのだ。
 ただ、『銀牙伝説ウィード』の中心人物(犬物)達は、人間と比べると遥かに優れていて、正義漢であり、悪を倒すという点では、見事な団結力を発揮する。我々人間共が犬に学ぶべき点は、実に多いのである。
 さて、この6巻では、延々と死闘を繰り広げてきた“怪物”編が、ついに結末を迎える。そして、話はウィードの父である“伝説の犬(おとこ)”銀と悪漢・法玄一味との新たなる闘いへと突入していくのだが、“怪物”との闘いの結末については、評者としては、賞賛を送りたいような鮮やかな決着がついたと思う。長く続いた闘いを終わらせるというのは、結構大変なことのはずだが、さすがである。
 何はともあれ、さすがはベストセラー、通巻で読むのが一番と思うが、結構泣ける話でもある。
                   (評論家・金子雲之助)

商品詳細

シリーズ名
NICHIBUN COMICS
出版社名
日本文芸社
対象年齢
一般
フォーマット
コミック

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