遥かなるパイパティローマ うちなあぐち小説
発売日:2000年9月
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商品説明
18世紀、琉球王朝の人頭税制下にあった頃の八重山では遥か南方に税の無い桃源郷のような楽園「パイパティローマ」があると信じられていた。パイは沖縄本島ではヘエ(南)であり、パティローマは波照間の意。つまり南波照間と意味だとされる。だが、パティは「果て」に意味で、ローマはウルマ(沖縄の古い呼称)の意味だとの説もある。つまり「南の果てのうるま」という意味であるとも言われる。
薩摩藩に支配(1609年薩摩藩は徳川幕府の許可を得て、中国と冊封関係にあった独立国琉球に侵攻し支配下においた)された琉球王府の重臣祭温は財政の立て直しを八重山開拓に託する。王府が推進する八重山の開拓村つくりは村分割による強制移住という形で実施された。
八重山古謡「つぃんだら節」と「野底マーペ伝説」を元に強制移住によって引き裂かれた男女の悲恋と王府役人、出先役人、地元役人、百姓の思惑と駆け引き、パイパティローマへの憧れ等を描く。小さな島を舞台にした重厚で壮大な小説である。古謡、雨乞い、船旅、布織、農作業、数々の古謡をもとに当時の風習や習慣等を織り混ぜ考証して書かれた笑いと涙の物語。
沖縄語で書かれた初の沖縄語小説でもあるが、日本語版とセットになっているのでも楽しめ、又勉強になる。
商品詳細
- 出版社名
- 南謡出版
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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