新編日本古典文学全集 79「黄表紙 川柳 狂歌」

棚橋 正博 他編

発売日:1999年8月

  • 新編日本古典文学全集 79「黄表紙 川柳 狂歌」
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巻の著者
棚橋正博/注解 鈴木勝忠/注解 宇田敏彦/注解
巻の書名
黄表紙 川柳 狂歌
ISBN
978-4-09-658079-0

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商品説明

正統な文学からのはみ出しものとして、江戸中期に花開いた異端、戯作文学。大人のためのマンガ「黄表紙」。日常凡俗の俳諧「川柳」。王朝伝統の和歌に対する戯歌としての「狂歌」。江戸戯作精神の精華をここに。江戸時代中期、享保改革と寛政改革の中間に、いわゆる田沼時代を中心とする、比較的のびのびした享楽的・開放的な世情を背景に、江戸の地で花開いた戯作の文学。「黄表紙」は、もともとは婦女童女向けの絵入り仮名書き出版物である草双紙の、安永中期から文化初頭まで、およそ三十年間の呼称です。草双紙としての粗末な造本と、絵入り仮名書きでお子さま相手の出版という表面上の形式はそのままに、成人の鑑賞にもたえる第一線の文学に発展したものです。「川柳」は、本格的な俳諧の従属派生物とでもいう意識から、雑俳と呼ばれるものの一種。正確には「川柳点の前句付(まえくづけ)」というべきもので、撰者の前句付の出題に対して、多くの人々が応募する万句合(まんくあわせ)という、大衆庶民的な色彩の濃い文芸から発展しました。「狂歌」は伝統的な和歌に対抗し、卑俗をもって高雅に挑戦するという遊び心から、天明期を頂点として文化運動の観を呈するまでになります。これらを総称して戯作といい、権威のパロディや斬新奇警な観察がもたらす写実、そして現実の戯画化などを特色とします。本書はこの江戸の戯作精神のエッセンスをふんだんに盛り込みました。

うがち・もじり・見立て。江戸に花開いたパロディとナンセンスの饗宴

江戸時代中期、享保改革と寛政改革の中間に、いわゆる田沼時代を中心とする、比較的のびのびした享楽的・開放的な世情を背景に、江戸の地で花開いた戯作の文学。 「黄表紙」は、もともとは婦女童女向けの絵入り仮名書き出版物である草双紙の、安永中期から文化初頭まで、およそ三十年間の呼称です。草双紙としての粗末な造本と、絵入り仮名書きでお子さま相手の出版という表面上の形式はそのままに、成人の鑑賞にもたえる第一線の文学に発展したものです。「川柳」は、本格的な俳諧の従属派生物とでもいう意識から、雑俳と呼ばれるものの一種。正確には「川柳点の前句付(まえくづけ)」というべきもので、撰者の前句付の出題に対して、多くの人々が応募する万句合(まんくあわせ)という、大衆庶民的な色彩の濃い文芸から発展しました。 「狂歌」は伝統的な和歌に対抗し、卑俗をもって高雅に挑戦するという遊び心から、天明期を頂点として文化運動の観を呈するまでになります。これらを総称して戯作といい、権威のパロディや斬新奇警な観察がもたらす写実、そして現実の戯画化などを特色とします。本書はこの江戸の戯作精神のエッセンスをふんだんに盛り込みました。

目次

黄表紙(金々先生栄花夢
桃太郎後日噺
啌多雁取帳 ほか)
川柳(元禄期
享保期
宝暦前期 ほか)
狂歌(四方赤良
唐衣橘洲
朱楽菅江 ほか)

商品詳細

シリーズ名
新編 日本古典文学全集  79
出版社名
小学館
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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