彼の名はヤン

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ISBN
978-4-19-860995-5

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商品説明

一度でいいから声に出して言いたかった、「彼、ヤンっていうの。毎日会ってるの」と…。無惨に引き裂かれたポーランド人青年との恋をとおして、戦争の真実を見つめる17歳の少女を描く、コルシュノフの代表作。名手が描く戦下の恋人たち。10代〜。
【対象】小学高〜中学生

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
第二次世界大戦中のドイツと言ったら「ユダヤ人迫害の話」なのでは?と、たいていの人が思うと思います。私もこの本を手に取った時、「ヤン」という人物はユダヤ人なのかしら?と思っていました。ところがこの作品の中に『ユダヤ人』は一人も登場しませんでした。主人公のレギーナは《生粋のドイツ人》で、ヒトラーの政策を教え込まれ、信じきっているひとりでした。けれども、ポーランド人の捕虜の青年を好きになってしまったことで、すべてが変わってしまいます。ちなみに、この本はドイツの代表的な児童文学作家の作品だそうです。あまり日本の児童文学作品ではありえませんが、「戦時中の恋愛」や「性」の問題を取り扱っています。「これから死ぬかもしれない(その確率がとても高い)前線へ行くのだから……、(その純潔をぼくにくれても)いいじゃないか」そういう考え方がまかり通ってることに、ひとりの女性として憤りを感じます。安全な場所にいたにもかかわらず、自らそれを手放して別の世界を見る目を持ってしまい、迫害される側に回った少女の心の動きがよく描かれていました。歴史では必ず第二次世界大戦を習います。中高生の子どもたちに、自分と同じくらいの年頃の女の子が、その当時どんなふうに感じていたのか、この本を手に取って一緒に考えてみてくれるといいなと、思いました。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳)

商品詳細

出版社名
徳間書店
対象年齢
小学高〜中学生
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:Er hie〓 Jan

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