風が吹くとき
発売日:1998年9月
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商品説明
この『風が吹くとき』は、もともとイギリスで1982年に出版された作品で、日本語訳は以前別の出版社で出ていましたが、今回翻訳をし直してあらたに出版することになりました。出版当時から、漫画のコマ割りの手法を使ってシリアスな問題を描いた、絵本の常識をくつがえす作品として、大きな評判を呼んだ作品です。それから15年以上たった今、ソ連は崩壊し、米ソ2大国が国際政治を大きく左右していた時代は去って、世界の情勢はもっと複雑になってきているように思えます。しかし、最近のインドやパキスタンの核実験で明らかになったように、核兵器をパワーゲームの切り札とみなす風潮はまだまだ盛んです。そういう意味では、核戦争の脅威は去ったわけではありません。まだ、核は使用しなくても、ジムやヒルダのようなふつうの人たちが犠牲になる戦争は、世界各地で多発しています。レイモンド・ブリッグズがこの絵本で描こうとした状況は、表向きの形は変わっても、今でも存在しているのです。この絵本が、親子いっしょに、もう一度核の問題、そして戦争の問題を考えるきっかけになってくれれば幸いです。
老夫婦の日常を一瞬にして引き裂いた原子爆弾。核兵器の恐ろしさを伝える世界的ベストセラー。
【対象】一般
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
イギリスの片田舎に住む善良な老夫婦の、原爆を落とされる数日前から、投下後命の灯が消える直前までを描いた作品です。正直、普通の絵本と違いとても読みづらいです。1ページにぎっしり漫画形式に絵とせりふが描かれています。一方、戦争を直接感じさせる場面には、見開き2ページ使っていて、その不気味さには、背筋が寒くなります。読み聞かせではなく、自分で読まなくてはならない本です。これを読んだ娘たちは、「政府の言うことに従って、きちんと家の中にいたのに、なぜ死んでしまうのか」と尋ねてきました。私は原爆の恐ろしさをちゃんと話たことがなかった事に気がつきました。もちろん、戦争体験者ではありせんが、自分が見て聞いて知っている、戦争の愚かさ・原爆の恐ろしさは語っていかなければならないとしみじみ感じました。(たれ耳ウサギさん 40代・群馬県 女の子15歳、女の子13歳、女の子11歳)
商品詳細
- 出版社名
- あすなろ書房
- サイズ
- 31cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:When the wind blows
注意事項
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