ボールのまじゅつしウィリー
発売日:1998年1月
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商品説明
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
Ehon Naviに出会う前に、息子達と親子ともどもはまっていたのが、アンソニー・ブラウンの作品です。特に、ウィリーのシリーズはみんな大好きでした。全部読破したのですが、投稿していない作品ばかりなので、再度読むことにしました。この作品は1995年の発刊で、邦訳は1999年です。「こしぬけウイリー」が1984年、「ウィリーとともだち」が1991年の作品で同じウイリーが主人公なのですが、話の連続性はありません。「こしぬけウイリー」は自分に自信がないという設定、「ウィリーのともだち」は友達がいないという設定でしたが、今回は、サッカーが上手くないという設定です。物語の訴求のポイントが明確なので、どの一冊を読んでも感銘できるということなのでしょう。「ウィリーはサッカーが大好き。 でも、サッカーシューズをもってない。 買えないんだ」という文章で始まりますが、この買えないんだという一文に、この話の伏線がある気がします。ウィリーは、毎週サッカーの練習に参加するのですが、選手に選ばれたことがありません。ある日、練習の帰り道、一人でサッカーをしている子に出会います。流行遅れのジャージに、古いシューズといういでたちで、昔のパパが着ていたようなものらしいのです。二人は、黙ってパスの練習をするのですが、その子は、自分のシューズを差し出すといなくなってしまいます。ウィリーが、そのシューズで練習に参加すると見違える程上手くなって、次の試合のメンバーに選出されるのです。ウィリーは嬉しくなって、毎日練習に明け暮れます。試合当日、そのシューズを忘れてしまうのですが、実は、練習のお陰で本当に上手くなっていて、決勝ゴールを決めるのです。絵を良く見ていくと、その子が誰だったのか分かります。そのヒントが、隠絵としてあちこちに散りばめられているのが、アンソニー・ブラウンらしいところ。ウィリーは、今まで縁起をかつぎ、歩道の継ぎ目を踏まないで歩いていたのに、全然気にしないで歩き、自信がみなぎっているさまで終わるので、最高のエンディングです。絵の楽しさ、ストーリーの面白さに加え、諭すエピソードもあり、実に高い水準の絵本だと思います。是非、パパに読み聞かせして欲しい作品として、オススメします。(ジュンイチさん 40代・東京都 男の子12歳、男の子6歳)
商品詳細
- シリーズ名
- 評論社の児童図書館・絵本の部屋
- 出版社名
- 評論社
- 対象年齢
- 幼児
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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