闇の子午線パウル・ツェラン

生野幸吉/著

発売日:1990年12月

  • 闇の子午線パウル・ツェラン
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ISBN
978-4-00-002309-2

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商品説明

「アウシュヴィッツの後に、詩を書くことは野蛮だ。」この言葉と、生涯を賭して対話した詩人がいる。流浪と絶滅収容所と、民族の経験への悼みを潜ったその詩は、人類の未来に向けてたてられた黙示を刻む。限界まで言語を酷使する精密な実験、特異な宇宙感覚に発する形象の連鎖。20世紀精神史のもっとも深く掘られた坑道がここにある。思想の骨髄で編まれた言語宇宙を前にするとき、解続はそれ自体が精神の冒険だ。同時代を生きた詩人が、自らの詩作の命運をかけて対決を試みる。

「アウシュヴィッツ」から70年の自死にいたるツェランの道程とは……「詩の終り」から始まる精密な言葉実験,特異な宇宙感覚,いずれも新たな解読を待つ現代の黙示録だ.同時代を生きた詩人が,自らの詩作の全重量をかけた対話.

目次

1 2人称への声(おまえを集め、立て、いたるところに―ユダヤ系文学
祈れ、主よ、わたしたちに向かって―闇の格子
たましいの明るさの花柱―ばらの変容)
2 非在のテクストへ(反世界のコスモゴニー―『非在の者のばら』
人間たちの彼方で―『息の転回』から『糸の太陽たち』へ
眼の系 脳の系を追って
一つの言葉 一つの闇―『雪の声部』と『光の強迫』)

商品詳細

出版社名
岩波書店
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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