少年と白鳥
発売日:1988年2月
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
【対象】小学中学年
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
『ポリーとはらぺこオオカミ』で思い切り楽しませてくれたストーが、これほどナイーブで心の奥底から湧き出てくるような名作を描いていたことに感動。何故か、過去形になってしまっている市場にがっかり。そんな作品を掘り起こしました。おばあさんと二人暮らしの少年は、自分とおばあさんの関係が解っていません。気難しくて、自分勝手に見えて、自分を押さえつけて…。反発を感じているけれど、唯一の保護者のおばあさんの前に、少年は孤独を感じていました。そんな少年が見つけた宝物は、死んでしまった親鳥が温め続けていた白鳥の卵でした。死んでしまった母鳥のもとから持ち帰った卵からヒナが生まれます。少年にとっては、おばあさん以上に家族そのものだったのです。白鳥はよちよち歩きから、次第に育っていきます。少年にとって仮想の家族そのものの白鳥と、自分にとって軋轢であるおばあさん。そのおばあさんが倒れ、病院に入ってしまったら少年の生活は一変してしまいました。少年は施設に入れられ、白鳥と会えなくなりってしまいました。それからの展開が筆舌。自分を親のように思っていたはずの白鳥の子は成長して、相手を見つけ少年に刃向うまでになります。それが白鳥にとっての野生であり、成長なのですが。少年にとっては、とても悲しい別れ。おばあさんの死よりも、自分にとっての重い悲しみだったのです。おばあさんの死は、少年にとって不明だった自分の来歴を掘り起こしてくれました。少年の母親の存在が解りました。少年の出生にとっては、若すぎたお母さんだったから、養子縁組を探し続けた結果のおばあさんとの生活だったのです。母親を知らずに育った少年。少年を「切り捨てる?」ことで現在の生活がある母親。親が試されるような設定でした。おばあさんは亡くなり、少年は施設に入るのではなく、初めて自分の母親と生活を始めようとしています。白鳥は、少年の宝物ではなく、親である少年から巣立って自分の世界に踏み出していきました。少年にとって何が幸せなのかはわかりません。ただ、少年の世界だけでは社会は動いていない。私にとって深い思いのある映画の「禁じられた遊び」のように、子どもの世界と社会の対峙した物語。なんだか、心に沁み込んでくる作品なのです。できれば、多くの人、とくに親に読んでもらいたい児童書だと思います。(ヒラP21さん 50代・千葉県 )
商品詳細
- 出版社名
- さ・え・ら書房
- 対象年齢
- 小学中学年
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。