三コ
発売日:1969年8月
- ページ数
- 1冊
- ISBN
- 978-4-8340-0206-5
- 著者情報
- 斎藤 隆介(サイトウ リュウスケ)
1917年、東京生まれ。明治大学文芸科卒業。新聞、雑誌記者を経て、戦後は、疎開先の秋田でNHKライター、わらび座文芸演出部客員。58年帰京し、新制作座文芸演出部嘱託、ルポ・ライターなどをした。85年没
滝平 二郎(タキダイラ ジロウ)
1921年、茨城県生まれ。40年ごろから木版画をはじめ、42年造型版画協会第六回展に初出品。戦後、日本美術会に参加、以後日本アンデパンダン展に版画作品の出品を続け、同時に出版美術方面の仕事もはじめる。2009年没
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商品説明
【対象】幼児
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
タイトルは、「さんこ」と読みます。本当の名前すらわからない、大男の呼び名です。オイダラ村の村人の困っていることを人知れず解決してくれる三コ。ある日、オイダラ村のオンチャが困っていることを知ると、姿を現し、親身になって解決しようとします。三コもまた、オンチャだったから。オンチャの為に土地を増やそうと、オイダラ山を海へぶち込もうとする三コのシーンがとても面白く表現されています。ヒイーッ ヒイーッ と泣く海。人の肩にのったことがなく、下ろしてくれーと泣く山。笑う雲。結局、違う形でオンチャの問題は解決するのですが、このシーンが私の中では結構お気に入りです。方言だからこそ、良かったのかなと思います。ところが、オンチャのために解決したはずのこのオイダラ山が山火事になり・・・胸騒ぎでそれを察する三コの姿の描写がとても素晴らしいです。オンチャの為に。村人のために。燃えさかるオイダラ山に覆い被さり、自らの命を捧げて死んでいく三コ。後半数ページは、オンチャの気持ち、三コの気持ちが心に滲み入るようで、黙々と読みました。山火事をくい止める為とはいえ、哀しい結末です。ただ、三コの意志を継ぐオンチャがたくさん育ったのが救いです。私とは別にこの絵本を読んだ息子が一言、「三コって、”花さき山”に出てきたよね?」と。慌てて「花さき山」を見返してみると、確かに三コの名前がありました。ちなみに、「花さき山」には、「八郎」も出てくるんですよね。お話が絵本の中でリンクしていることを知り、斎藤隆介さんの作品がより楽しめたように思います。(どんぐりぼうやさん 30代・東京都 男の子9歳)
商品詳細
- シリーズ名
- 日本傑作絵本シリーズ
- 出版社名
- 福音館書店
- サイズ
- 32cm
- 対象年齢
- 幼児
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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