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セブンネット読書女子

Interview06 乃木坂46 高山一実さん

“本を通じて、物事を主観的に捉えられるようになった”

読書好きが高じて、執筆活動も行うようになった国民的アイドルグループ、乃木坂46の高山一実さんにインタビュー。小説家としての顔も持ち、2018年に発売した青春小説『トラペジウム』は累計発行部数20万部を突破。いまや、人気小説家として話題の高山さんの基礎となる読書との出会いや、作家としての新たな表現に迫る。

高山一実さん

「実は私、中学生まではちゃんと小説を読んだことがなかったんです。学校で設けられた朝の読書タイムでは、できるだけ大きい文字の本を読むか、もしくは読んだフリをしているか(笑)。ちゃんと本を読み始めたのは高校に入ってから。5歳から続けていた剣道を高校生になって辞め、やりたいことがなかったときに友だちのお父さんが薦めてくれた、ある一冊の本がきっかけでした。それが、湊かなえさんの『告白』。読んでみたらすごくおもしろくて、早く次の湊かなえさん作品が読みたいと思うようになって。それから、学校の司書の先生が、図書室に湊かなえさんの新刊が入るたびに真っ先に一報をくれて、それからは放課後の2時間くらいを学校の図書室で過ごすようになりました」

高山一実さん

“湊かなえさん作品は、日常を忘れて、頭も気持ちもリセットできる”

「本は、すごく忙しかったり、現実世界から離れてリフレッシュしたいときに読みます。あとは何かに悩んでいて心をリセットしたいときや、執筆が進まないときにも、作品の登場人物を自分や現実世界の誰かと重ねて想像を巡らせて読んでいます。執筆のきっかけは2015年。作家、田丸雅智さんのワークショップにゲスト出演した際に、参加者全員でそれぞれ原稿用紙2、3枚程度の短編小説を書いてみよう!という展開になって……。真剣に取り組むあまり、当日の時間内には書ききれず、結局持ち帰り、後日提出したのですが、そのときには原稿用紙10枚くらいの作品になってしまって。とても苦労しましたが、その執筆体験がすごく楽しかったんです。自分が作ったものを人に読んでもらうときのドキドキ感は何とも言えない興奮がありました。そして、読んだ後のコメントが、また本当に嬉しい。アイドルとして外見やキャラクターを褒められるのとはまた違う、味わったことがないようなとても幸せな気持ちになりました」

“たくさんの本に触れると誰かを思いやれる人間になれる”

「もっと早くから読書を習慣化させて本の楽しさに気付けていたら、とよく思います。だから私の作品も小中高生に読んでほしい。本に興味があるけど、どの本から読んでいいのか悩んでいる人は、近くにいる本好きを頼るのも良いと思います。本好きってみんな、読了した本の話をしたくてうずうずしているはずなんで(笑)。あと、読書に加えて、書くことも多くの人に薦めたい。それも日記ではなく、感じたことをストーリーにしてみる。そうやって、自分の経験も踏まえて頭の中を巡らせることで、物事を客観視する能力が身に付くと思うからです。最近、小説家の先生とご挨拶をする機会が増えて感じるのが、たくさんの本を読んで執筆経験のある方って、他者に優しくできる人が多いなと。私自身も、執筆前に比べて、嫌なことの原因はまず自分にあるかもと考えるようになりました。そうやって、自分にたくさんの矢印を向けることで辿り着いた境地なのだと思います。私もたくさん本を読んで、これからも自分で何かを書いてみることで、そんな方々に一歩でも近づきたい」

今月のセブンネット読書女子、高山一実さんが選んだ今月の5冊今月のセブンネット読書女子、高山一実さんが選んだ今月の5冊

おすすめの5冊はポイント10倍!

告白

湊かなえ

「私が本を好きになるきっかけとなった小説。我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から物語がスタートし、結末まですべてが衝撃的。イヤミス(イヤな気分になるミステリー)の女王なんて呼ばれていますが、なぜか読み終わった時に気分がすっきりとする爽快感も味わえます」

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三島由紀夫レター教室

三島由紀夫

「最近読んで印象的だった一冊です。職業も年齢も異なる5人の登場人物が繰り広げるさまざまな出来事を、すべて手紙で表現する手法がおもしろい。手紙の書き方のお手本にもなるような内容で、それでいて現代的な言葉が綴られているから読みやすい」

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グレート・ギャツビー

スコット・フィッツジェラルド

「世界的に有名な作品だから必ず魅力があるはず、と読んでみました。昔の社会情勢などが複雑に絡み合っているので、頭のなかに描写するのにどうしても時間がかかってしまいます。ちょっと読み疲れたら、ほかの小説を箸休め代わりに手に取れるように2冊スタンバイさせておくのが私のスタイルです」

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トラペジウム

高山一実

「手前味噌ですが、是非みなさんに私の小説も読んでほしい。アイドルを目指す女性の十年間を描いたこの作品は、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載していたものを一冊にまとめました。文章を改めて推敲してみて、必要ない部分はばっさりとカットして、一部加筆するなど、過去の自分を見つめて、さらに成長させてくれるきっかけになりました」

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お金がずっと増え続ける 投資のメソッド ---アイドルのわたしでも

高山一実

「マネーパートナーズ社長の奥山泰全さん指導のもと200万円の資金を元手に、投資に挑戦したのを本にしています。本当にいいんです、これ! 今も投資は続けています。私のまわりでも、この本をきっかけに個人投資家デビューした人もいて、実用書としてもおすすめです」

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セブンネット読書女子プロフィールセブンネット読書女子プロフィール

高山一実さん

高山一実

たかやま・かずみ/1994年、千葉県生まれ。乃木坂46のメンバーとして歌手活動を行う。2015年に執筆活動をスタートし、2016年には初の短編小説を手掛ける。以降雑誌で連載小説を担当、2018年末に『トラペジウム』で小説家デビュー。2nd写真集『独白』も発売中。

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なんだか知的でスマートな印象がある『読書』。本を一冊読むと、それ以前より、ちょっと世界が広く見える『読書』。移動中のバスや電車、ひとりカフェ、旅の途中…、取り入れ方は人それぞれ。本を通して、自分と向き合う“読書女子”を応援するのが、「セブンネット読書女子」。本がさらに好きになる情報や、お得なキャンペーンをお届けします。

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