上代音韻のミステリー 宮古島方言は上代音韻の原形である
-
砂川恵伸/著 砂川 恵伸
1947年沖縄宮古島に生まれる。1965年琉球政府立宮古高等学校卒業。1972年広島大学医学部卒業。1973年厚生連尾道総合病院勤務を経て、1981年より沖縄県立宮古病院勤務(外科)。2001年2月同院を副院長で退職。2001年2月より社会福祉法人・介護老人保健施設栄寿園勤務
-
- シリーズ名
- 平成衝口発
-
- 出版社名
- ISBN
- 978-4-7877-1005-5
- 発売日
- 2010年04月
商品の説明
- 奈良時代まで存在していた上代音韻は、不思議なことに平安時代の初期には消滅してしまう。この日本語音韻史上、最大のミステリーを万葉仮名の漢字音を分析することにより明らかにし、宮古島方言こそ上代音韻の真の姿を伝えていることを証明する。
- 目次
-
1 万葉仮名の秘密と上代音韻消滅の理由(上代音韻発見の経緯
上代音韻にとり組む前に―中国原音と万葉仮名
通説の問題点
万葉仮名の新法則
異例となる漢字の分析―『説文解字』による上古音 ほか)
2 宮古島方言の秘密(琉球方言と「は行子音」の/p/
琉球方言の二類の「き」
宮古島方言と上代音韻の母音組織―エ列音・オ列音は存在しない
「し」「じ」および「せ」の甲乙二類の存在
「四つ仮名」混同の真相―第二の証拠 ほか)
商品詳細情報
フォーマット | 単行本 |
---|---|
サイズ | 22cm |
対象年齢 | 一般 |
本の帯に関して | 確実に帯が付いた状態での出荷はお約束しておりません。 また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」となりますので、帯自体の破損、帯の付いていないことを理由に交換や返品は承れません。 商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合がございますが、その場合も確実に帯が付いた状態での出荷はお約束しておりません。予めご了承ください。 |