天然有機分子の構築 全合成の魅力
発売日:2018年6月
- ISBN
- 978-4-320-04467-8
- 著者情報
- 中川 昌子(ナカガワ マサコ)
1960年北海道大学大学院薬学研究科修士課程修了。千葉大学名誉教授、薬学博士。専門:有機化学、反応と合成、創薬化学
有澤 光弘(アリサワ ミツヒロ)
1999年大阪大学大学院薬学研究科博士後期課程修了。大阪大学准教授、博士(薬学)。専門:有機合成化学、創薬化学、有機金属化学
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商品説明
本書では生物活性天然有機分子がいかにして構築されてきたのか,歴史的に代表的な生物活性天然有機分子の合成とその進展を取り上げる。
第1章では,Woodwardによる数々の天然物全合成から,多数の不斉点をもつレセルピンの全合成を取り上げる。それらの不斉点をいかに完全に制御して, 立体選択的に合成したのか,といったWoodwardの考案した新しい概念(立体選択的合成)を学ぶ。
第2章では,現代の合成化学においては不可欠な,Coreyによる逆合成解析について概略を学び,いくつかの天然物合成例を紹介する。
第3章では,ストリキニーネを取り上げ,その全合成の変遷を眺めることによって,全合成という学問の歴史と進歩を俯瞰する。新反応の開発がいかに天然物の全合成に反映されているか,とくに20世紀後半に爆発的な進展をみせた有機金属反応がいかに天然物の全合成を変革させたのか,いくつかの例を紹介する。
第4章では,医薬品創製における天然物全合成の重要性について述べる。天然物合成の意義と重要性さらには面白さの一端を伝えたい。
目次
序章 天然有機分子構築の歴史
第1章 レセルピンの全合成
第2章 逆合成解析と天然物合成(1‐フェニル1‐ブタノールの逆合成解析
逆合成解析と合成:考え方と指針
天然物の逆合成解析と合成例)
第3章 ストリキニーネ全合成の変遷(Woodwardらの全合成(1954年)
Magnusらの全合成(1992年)
Overmanらの不斉全合成(1993年) ほか)
第4章 天然物の全合成と医薬品開発への展開(ハリコンドリンBから新規抗がん薬エリブリン(ハラヴェン)の誕生
免疫抑制薬FK506の全合成とプローブ分子への展開
抗がん薬パクリタキセル(タキソール)の全合成 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 化学の要点シリーズ 26
- 出版社名
- 共立出版
- フォーマット
- 単行本
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