今そこにあるバブル
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滝田洋一/著 滝田 洋一
日本経済新聞社編集委員。1981年慶応大学大学院卒。同年日本経済新聞社入社。金融部、チューリヒ支局、経済部編集委員、論説副委員長、米州総局編集委員などを経て現職。2008年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。『日経プラス10』(BSジャパン)キャスター
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- シリーズ名
- 日経プレミアシリーズ 346
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- 出版社名
- ページ数
- 228p
- ISBN
- 978-4-532-26346-1
- 発売日
- 2017年08月
商品の説明
- ◎「音楽が鳴り止まぬうちは、踊り続けろ」と
米シティグループの最高経営責任者(CEO)だったチャック・プリンス氏は言った。
昨今出版界では「バブル回顧もの」企画が相次いでいるが、
本書は「過去のバブル」ではなく「今起きつつあるバブル」を探る企画。
◎日本経済は、「バブル期以来」「バブル期超え」を示す指標が相次いでいる。
人手不足の目立つ雇用市場で、有効求人倍率は1.5倍に迫り、高度成長時代の1974年並みになった。
◎一方で、政府・日銀は経済成長と物価上昇率2%を目指し、マネーをジャブジャブに供給し続ける姿勢を崩さない。
この状況が続ければ、経済の実態を上回るマーケットの過熱=バブルが再び起きるし、現にその兆候はそこかしこに見られる。
◎今回のバブルは過去のバブルとは違う形で起きる。株価はなかなか2万円台を定着できず、80年代のような過熱感はない。
一方で債券市場は日銀の管理下のもと、典型的バブル状況。また相続税制度のゆがみをついたアパートローンの膨張、
インバウンド消費を背景とした一部商業地地価上昇など、過去になかった事態が相次いでいる。
◎著者は4月よりBSジャパン『日経プラス10』のメインキャスター(月曜日と水曜日)を担当。
日経新聞のコラムやツイッターともに、このテーマで情報発信している。
(「近刊情報」より)
- 目次
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第1章 街角を歩いてみた
第2章 2020年東京五輪とその先
第3章 熱狂なき市場のゆがみ
第4章 繰り返される山々
第5章 新たな宴と大いなる巻き戻し
第6章 日本のバブルのゆくえ
商品詳細情報
フォーマット | 単行本 |
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サイズ | 18cm |
対象年齢 | 一般 |
初版の取り扱いについて | 初版・重版・刷りの出荷は指定ができません。 また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、 商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。 |
商品のおすすめ
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米シティグループの最高経営責任者(CEO)だったチャック・プリンス氏は言った。
昨今出版界では「バブル回顧もの」企画が相次いでいるが、
本書は「過去のバブル」ではなく「今起きつつあるバブル」を探る企画。
◎日本経済は、「バブル期以来」「バブル期超え」を示す指標が相次いでいる。
人手不足の目立つ雇用市場で、有効求人倍率は1.5倍を突破し、高度成長時代の1974年並みになった。
◎一方で、政府・日銀は経済成長と物価上昇率2%を目指し、マネーをジャブジャブに供給し続ける姿勢を崩さない。
この状況が続ければ、経済の実態を上回るマーケットの過熱=バブルが再び起きるし、現にその兆候はそこかしこに見られる。
◎今回のバブルは過去のバブルとは違う形で起きる。株価はなかなか2万円台を定着できず、80年代のような過熱感はない。
一方で債券市場は日銀の管理下のもと、典型的バブル状況。また相続税制度のゆがみをついたアパートローンの膨張、
インバウンド消費を背景とした一部商業地地価上昇など、過去になかった事態が相次いでいる。
◎著者は4月よりBSジャパン『日経プラス10』のメインキャスター(月曜日と水曜日)を担当。
日経新聞のコラムやツイッターともに、このテーマで情報発信している。