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春の消息

  • 柳美里/著 佐藤弘夫/著 宍戸清孝/写真 柳 美里
    小説家・劇作家。1968年、茨城県生まれ。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。女優、演出助手を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説作品『石に泳ぐ魚』を、『新潮』に発表。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、『家族シネマ』で、第116回芥川賞を受賞。1999年、『ゴールドラッシュ』で、第3回木山捷平文学賞を受賞。2001年、『命』で、第7回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞

    佐藤 弘夫
    東北大学大学院文学研究科教授。1953年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。盛岡大学助教授などを経て現職。神仏習合、霊場、日蓮、鎌倉仏教、国家と宗教、死生観などをキーワードに日本の思想を研究している

    宍戸 清孝
    写真家。1954年、宮城県生まれ。1980年に渡米、ドキュメンタリーフォトを学ぶ。日本写真協会会員。1993年「カンボジア鉄鎖を越えて」(銀座ニコンサロン)、1995年からアメリカと日本のはざまで激動の時代を生きた日系二世をテーマにした写真展「21世紀への帰還」シリーズを発表する。2004年伊奈信男賞、2005年宮城県芸術選奨などを受賞

  • ページ数
    263p
  • ISBN
    978-4-476-03369-4
  • 発売日
    2017年12月

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商品の説明

  • 盛夏から晩秋、そして初冬へ―。
    作家と学者は、魂のゆくえを訪ねて東北を歩いた。それは、大震災を経験した人々が待ち望む春を探す旅でもあった。
目次
1 死者の記憶
2 納骨に見る庶民の霊魂観
3 日本人と山
4 土地に残る記憶
5 生者・死者・異界の住人
6 死者のゆくえ
対談 大災害に見舞われた東北で死者と共に生きる(柳美里×佐藤弘夫)

商品詳細情報

フォーマット 単行本
サイズ 21cm
対象年齢 一般
初版の取り扱いについて 初版・重版・刷りの出荷は指定ができません。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、
商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

商品のおすすめ

東北各地の霊場を探訪し、日本人の死生観をさぐる。盛夏から晩秋、そして初冬へ──。作家(柳美里)と学者(佐藤弘夫)は、魂のゆくえを訪ねて、東北を歩いた。それは、大震災を経験した人々が待ち望む春を探す旅でもあった。 
               *           *           
 本書は日本人の死生観をテーマに、福島県南相馬市在住の芥川賞作家・柳美里氏が、東北大学大学院の佐藤弘夫教授と共に、かつて飢饉・冷害・震災といった大災害に見舞われた東北各地の墓地、有形・無形文化遺産などを探訪。
 第一部では、地域に残る生者と死者の交歓風景を、佐藤教授によるナビゲーションと柳美里氏によるエッセイを組み合わせて展開。
 ふたりは2016年夏から冬にかけて、青森県五所川原市の「賽の河原・川倉地蔵尊」や、「姥捨て伝説」の舞台となった岩手県遠野市のデンデラ野・ダンノハナを訪ねたり、中世には納骨儀礼の場であった宮城県の松島などを訪れた。さらに東日本大震災の被災地である福島県南相馬市や警戒区域である大熊町にも足を延ばすなど、東北各県で取材を重ねた模様を、佐藤教授による解説と、仙台在住の写真家・宍戸清孝氏による写真で紹介。
 第二部には、佐藤教授と柳美里氏の対談を収録。生者と死者の織りなす独自の文化の形成と定着について読み解き、未来に向けた死生観・生死観を語り合うとともに、それぞれが体験した「東日本大震災」と、その後の日々についても考察を深める。
(「近刊情報」より)

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