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  • PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話
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ポイント倍率

PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

  • ローレンス・レビー/著 井口耕二/訳 ローレンス・レビー
    ロンドン生まれ。インディアナ大学卒、ハーバード・ロースクール修了。
    シリコンバレーの弁護士から会社経営に転じたあと、1994年、スティーブ・ジョブズ自身から声をかけられ、ピクサー・アニメーション・スタジオの最高財務責任者兼社長室メンバーに転進。ピクサーでは事業戦略の策定とIPOの実現を担当し、赤字のグラフィックス会社だったピクサーを数十億ドル規模のエンターテイメントスタジオへと変身させた。のちにピクサーの取締役にも就任している。
    その後、会社員生活に終止符を打ち、東洋哲学と瞑想を学ぶとともに、それが現代社会とどう関係するのかを追求する生活に入った。いまは、このテーマについて文章を書いたり教えたりしている。また、そのために、ジュニパー基金を立ちあげ、創設者のひとりとして積極的に活動を展開している。
    カリフォルニア州パロアルト在住。いまは妻のヒラリーとふたり暮らしである。

    井口耕二
    1959年、福岡県に生まれる。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。
    大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。
    主な訳書に『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』、
    『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』(共に日経BP社)、
    『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)、『本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて』など多数。
    著書に『実務翻訳を仕事にする』(宝島社)、
    共著書に『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)がある。

  • ページ数
    317p
  • ISBN
    978-4-86651-113-9
  • 発売日
    2019年03月

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商品の説明

  • アップルを追放されたスティーブ・ジョブズとともに、
    スタートアップを大きく育てた真実の物語!

    NYタイムズ絶賛!
    「なんて魅力的なんだ・・・。強烈な個性を持つ業界の人々やビジネス課題でさえ、
    爽やか且つエレガントな物語に変えてしまう冷静さと明快な力をLevy氏は持っている。
    Levy氏の執筆力とPixarでの彼の経営の成功は、To Pixar and Beyondの最初の ページから明らかなように、個人的な質に根差している。その資質とは人間力である。」

    ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

    ジョブズが自腹で支えていた赤字時代、
    『トイ・ストーリー』のメガヒット、
    株式公開、ディズニーによる買収……
    小さなクリエイティブ集団を、ディズニーに並ぶ一大アニメーションスタジオに
    育てあげたファイナンス戦略!

目次
プロローグ
「スティーブ、散歩に行きませんか?」電話でこう尋ねた。
2005年秋のことだ。過去10年間、数えきれないほどの回数尋ねたし、尋ねられた問いだ。
だが、今回は状況が違う。つい先日50歳になったスティーブ・ジョブズは、がんとその手術で大変
な時期にある。だからしばらく、話も散歩もなるべく遠慮していた。スティーブは、アップルで手
一杯になっていた。1年間で新製品のiPodシャッフルとiPodナノを発売するなどiPod
を全面的に刷新し、音楽の新しい聞き方を世の中に広めていたのだ。
だが今日だけは別だ。しなければならない話があるからだ。私は、ピクサーで最高財務責任者お
よび社長室メンバーとして仕事をしたあと、取締役となっていた。この件はしばらく前から温めて
いたもので、そろそろ潮時だと考えたのだ。スティーブも最近は少し調子がいいようだし、これ以
上のタイミングはなさそうだ。
「もちろん」?即答だ。「来てくれ。待ってるよ」
我々が住んでいるのはオールドパロアルト。カリフォルニアはベイ・エリアのスタンフォード大
学から2~3キロメートル東に行ったあたりだ。我が家からスティーブの家までは歩いても数分で
つく。角地にあるチューダー風のすてきなカントリーコテージである。壁はレンガ、屋根はスレー
トで傾斜がかなりついている。裏門を通り、キッチンに入ると、いつものように、木製の素朴な長
テーブルにおいしそうな果物とお菓子が置かれていた。いつもの料理人がいたのであいさつする。
愛想のいい人物だ。そのあと、キッチンから廊下に出て、スティーブのオフィスに向かう。
「やあ、ローレンス」
スティーブは顔を上げると笑顔で言った。
「散歩、行けそうですか? 座ったままでもかまいませんよ?」
「いや、行こう。外の空気を吸うのもよさそうだ」

商品詳細情報

フォーマット 単行本
サイズ 21cm
原題 原タイトル:TO PIXAR AND BEYOND
対象年齢 一般
初版の取り扱いについて 初版・重版・刷りの出荷は指定ができません。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、
商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

商品のおすすめ

パロアルトを歩くとスティーブは元気になる。空気、建物、気候、みんな大好きなのだ。暖かく
気持ちのいい天気で、ナラ、モクレン、トネリコなどの木に縁取られた平らな道を歩いていく。ラ
ンチハウスと呼ばれる昔風の小さな平屋建てもあれば、シリコンバレーの成長を象徴する邸宅もあ
る。しばらく近況報告をしたあと、私は、相談したいと思っていた話を持ちだした。
「ピクサーの株価なんですが……」
「それがなにか?」
「ピクサーは岐路に立ってると思います。いまの評価は高すぎて保つのが難しい。なにかミスった
ら、どんなミスでも、たとえすごく小さなやつでも、ピクサーの株価は一気に半減し、あなたの資
産も半分が道連れになるかもしれません」
ちょっと考えてこう付けたした。
「高く飛びすぎて太陽に近づいてしまってるんです」
どう考えてもできすぎだった。10年間、大ヒットに次ぐ大ヒットで来たのだ。
「いまのばか高い評価を使って事業を多角化するか。そう、昔、ディズニーがしたように、です。
あるいは……」
最後はスティーブが引き取った。
「ディズニーに売るか、だな」
「そのとおり。あるいはディズニーに売るか、ですよ。同じようにピクサーを守り、多角化してく
れるところがほかにあるならそこでもかまいません」
もちろん、そんな会社がほかにないことはふたりともわかっていた。
「ちょっと考えさせてくれ。言いたいことはわかったよ」
数カ月後の2006年1月25日、ピクサーとウォルト・ディズニー社は、ディズニーがピクサー
を76億ドルで買収することで合意したと発表。ピクサー株の大半を持つスティーブは、このとき、
数十億ドルを手にしたことになる。さらに、それから10年でディズニーの株価は急上昇しており、
スティーブの持ち分も4倍近くまで価値が上がっている。
私がスティーブとピクサーの話を初めてしたのは、この10年ちょっと前、1994年末のことだ。
そのころのピクサーは、スティーブのお金を5000万ドル近く使ったにもかかわらず成果らしい
成果があがっていなかった。財務諸表に記された株主価値はマイナス5000万ドル。そのピクサ
ーで、スティーブは、世界有数の金持ちになったわけだ。
私がピクサーにかかわったのは、スティーブと初めて言葉を交わした1994年から買収の2006年
までだ。このような経験ができたのはとても幸せなことだと思う。ピクサーについては、ク
リエイティブ面や制作手法の面からたくさんの著作が世に出ているが、私は、少し違う角度からピ
クサーを捉えてみたいと思っている。戦略や事業がどう絡み合い、ピクサーを成功に導いたのか、
だ。


ビジネス書ではありますが、著者の人間性の魅力あふれる、血の通った真実の物語です。
クリエイティブを追求すること、現実的に会社として生き残らなければいけないというプレッシャー、 ふたつの折り合いをどうつけるかというテーマは、今読まれるべき本だと思います。

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