商品の説明
- 抽象的思考の手をどこまでもすり抜けていくものを前に、哲学はどのような営みでありうるか。主著『精神の現象学』にはない晩年の新たなヘーゲル像。
- 目次
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序論 ヘーゲル「宗教史」はなぜ問われてこなかったのか―受容・研究の展開と現状
第1部 宗教―ベルリン期ヘーゲルの問題意識と哲学的宗教概念の文化論的転換(「追考」の論理―自己化する知と体系化の根底
「媒介された直接性」の問題とヤコービ批判
ヘーゲル宗教哲学と「直接知」の問題)
第2部 歴史―「媒介された直接性」理論の展開と「学への導入」構想(概念的発展と歴史的形態化
精神の自己外化―『精神の現象学』最終の段落が語るもの
『精神の現象学』以後の導入コンセプト ほか)
第3部 宗教の歴史―ベルリン期宗教哲学における「宗教史の哲学」の遂行(人間の誕生と宗教史
「起源への思考」に対する批判と文化理解のカテゴリー
証言しうる主体性の系譜学 ほか)
結論 哲学のまわり道
商品詳細情報
フォーマット | 単行本 |
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サイズ | 22cm |
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