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  • うらめしい絵 日本美術に見る怨恨の競演

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うらめしい絵 日本美術に見る怨恨の競演

  • 田中圭子/著 田中 圭子
    学術博士。ロンドン大学SOAS大学院修了、立命館大学大学院博士課程を満期退学。クラーク日本美術文化研究センター、東京藝術大学大学美術館に学芸員として勤務。京都造形芸術大学専任講師を経て、東京都教育庁文化財調査担当学芸員、明治学院大学文学部非常勤講師。専門は近代日本美術史。日本美術における女性表象を研究する

  • ページ数
    255p
  • ISBN
    978-4-416-51667-6
  • 発売日
    2018年08月

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商品の説明

  • 「うらめしや~」の決まり文句とともに現れる幽霊。思い詰めたような険しい表情の女性。乱世のなかで非業の死を遂げた者たち。このような負の感情を描いた絵に秘められた物語をひもとき、画家たちが描いた恐ろしくも人を惹きつけてやまない「うらみ」の世界を紹介します。
目次
円山応挙《返魂香之図》
月岡芳年《幽霊之図 うぶめ》
小林永濯《菅原道真天拝山祈祷図》
上村松園《焔》
村上華岳《日高河清姫図》
鳥山石燕《大森彦七図》
甲斐庄楠音《畜生塚》
三代歌川広重《瞽女の幽霊》
鏑木清方《朧駕篭》
島成園《おんな(黒髪の誇り)》
葛飾北斎《百物語・さらやしき》
橘小夢《牡丹燈籠画譜》
揚州周延《東錦昼夜競 佐賀の怪猫》
伊藤若冲《付喪神図》

商品詳細情報

フォーマット 単行本
サイズ 19cm
対象年齢 一般
初版の取り扱いについて 初版・重版・刷りの出荷は指定ができません。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、
商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

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東洋の五行思想において人間の感情は喜怒哀楽怨の5つに分けられるといいます。
しかし日本人にとっては、「喜怒哀楽」の四文字熟語のほうがなじみ深いでしょう。
では、「怨」はどこへいってしまったのでしょうか?

日本では「怨」の文字を「うらむ」と訓読します。
この漢字の成り立ちをひもとくと、上の「タ巳」の部分は人が座って祈る形を象ったもので、
その下に心臓を象った「心」が組み合わされています。
怒りや悲しみ、憎しみなど心に憂うことがあって、神にその苦しい胸の内を訴え祈るような心情が「怨」の文字になったのです。
一方で「うらむ」には「恨」の字を当てることもあります。
こちらは、りっしんべん(=心)と艮(邪眼の呪禁に退く人)が組み合わさり、「欲する所をえないで、不本意とする状態」を示した文字で、
そこから、うらむ、不本意とする、いかる、にくむ、悲しむ、悔いる、惜しむといった意味を示すようになりました。
こうしてみると、「うらむ」という語は、さまざまな感情が内包された多義的な語であることがわかります。

古語辞典を紐解くと「うらめし」とは「相手の態度が不満なのだが、その相手の本当の心持を見たいと思い続けて、
じっとこらえている気持ち。
また、不満を表面には出さず相手に執着し続けて、いつか執念を晴らしたいと思う気持ち」だと説明されています。
じっとこらえて表には出さない感情。
それが日本人の感情表現において喜怒哀楽から「怨」が欠落した所以かも知れません。
しかし、そうした内に秘めた情動こそ、人間の本質に迫りうるものなのではないでしょうか。

日本美術には、そうした負の感情を描いた作品が数多くあります。
美しいものを描いた絵と同じぐらい、本来は目を背けたくなるようなものを描いた絵にも、人を惹きつける力があります。
なにやら思い詰めたような険しい表情の女性。
乱世のなかで非業の死を遂げた者たち。
「うらめしや~」の決まり文句とともに現れる幽霊。
では、なにがそんなにうらめしいのか、気になってきませんか?

一枚の絵のなかには、彼らが胸の奥に押し殺してきたさまざまな想いが隠されています。
本書では、そうした作品に秘められた物語をひもとき、恐ろしくも人を惹きつけてやまない画家たちが描いた
「うらみ」の世界を紹介します。
(「近刊情報」より)

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