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  • 「孫たちは帰らない」けれど 失われた「ふるさと」を求めて

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「孫たちは帰らない」けれど 失われた「ふるさと」を求めて

  • 豊田直巳/写真・文 豊田 直巳
    フォトジャーナリスト。1956年、静岡県に生まれる。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。長年にわたり、イラクやパレスチナなどの紛争地で取材を続けるとともに、アジア各地の内紛・内戦などの「見えない戦争」を取材。新聞や週刊誌、写真展や講演で報告し、テレビの報道番組でも報じてきた。また、児童労働や貧困問題など制度的な差別構造にもカメラを向けてきた。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験をもとに、東日本大震災後は福島を中心に取材活動を継続し、映画製作にも取り組む

  • シリーズ名
    それでも「ふるさと」
  • ISBN
    978-4-540-17189-5
  • 発売日
    2018年02月

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商品の説明

  • 自然に生かされた故郷と第二の故郷となった仮設との間でゆれるお年寄りの日常や想いを活写、故郷の意味を問い、喜怒哀楽を描く。

商品詳細情報

サイズ 27cm
対象年齢 小学34年生 小学5
初版の取り扱いについて 初版・重版・刷りの出荷は指定ができません。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、
商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

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自然の恵みゆたかな、福島県北東部の高原の村―飯舘村から車で1時間ほど山を下った伊達市にある仮設住宅に、おばあちゃんたちは暮らしています。放射能にふるさとの村を追われたのです。村では広い敷地に何世代も住んでいましたが、ここは村の1軒分ほどの敷地に、約100軒もの仮設住宅が建ち並んでいます。長屋形式で、板で仕切っただけの部屋では、「テレビの音がうるさい」といった不満も…。でも、仮設住宅の暮らしに慣れるにつれて、近所付き合いも生まれ、友だちもでき、ここは「第二のふるさと」になってきました。その一方で、春の山菜や秋のキノコ、一年中、いのちをつないでくれた味噌など、自然の恵みに生かされた村、「帰りたい村」への思いもつのります。そして、避難から6年、避難指示は解除され、仮設住宅から出ていく日が近づいています。おばあちゃんたちは、いま、「二つのふるさと」の間でゆれています。

絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声

いずれは仮設住宅を出ていかなければならない人たちですが、帰る場所はあまりにも様変わりしてしまって、以前のような暮らしを取り戻すことなど考えられないのです。仮住まいの生活も、知り合った仲間たちも、仮の世界の中で暮らしを共にしているのだから、心の底にあるのは不安ばかりなのです。複雑な思いで、この本を読みました。どうして、こんなことになってしまったのでしょうか。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )

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