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  • 官僚制のユートピア テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則

  • 官僚制のユートピア テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則

官僚制のユートピア テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則

  • デヴィッド・グレーバー/著 酒井隆史/訳 グレーバー,デヴィッド(Graeber,David)
    1961年、ニューヨークに生まれる。文化人類学者・アクティヴィスト。ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス大学人類学教授

    酒井 隆史
    大阪府立大学教員、専攻は社会思想史、都市文化論

  • ページ数
    380p
  • ISBN
    978-4-7531-0343-0
  • 発売日
    2017年12月

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商品の説明

  • なぜ空飛ぶ自動車はまだないのか?かつて人類が夢見た「空飛ぶ自動車」をめぐる科学技術は、ひるがえって人間の内面を規制する「マネジメント(=官僚制)」を生み出した!新自由主義が自明のものとなった今日、それもまた空気と化している。『負債論』の著者グレーバーが、その無意識の現代性に切り込む画期的な文明批評!
目次
序 リベラリズムの鉄則と全面的官僚制化の時代(リベラリズムの鉄則)
1 想像力の死角?構造的愚かさについての一考察
2 空飛ぶ自動車と利潤率の傾向的低下(テーゼ―一九七〇年代に、いまとはちがう未来の可能性とむすびついたテクノロジーへの投資から、労働規律や社会的統制を促進させるテクノロジーへの投資の根本的転換がはじまったとみなしうる。
アンチテーゼ―とはいえ、莫大な資金をえている科学やテクノロジーの領域すらも、もともと期待されていたブレイクスルーをみていない。
ジンテーゼ―詩的テクノロジー(Poetic Technologies)から官僚制的テクノロジー(Bureaucratic Technologies)への移行について)
3 規則のユートピア、あるいは、つまるところ、なぜわたしたちは心から官僚制を愛しているのか(脱魔術化の魔術化、あるいは郵便局の魔力
精神性の一形式としての合理主義
反官僚制的ファンタジーの官僚制化について
規則のユートピア)
補論 バットマンと構成的権力の問題について

商品詳細情報

サイズ 20cm
原題 原タイトル:The Utopia of Rules
対象年齢 一般
初版の取り扱いについて 初版・重版・刷りの出荷は指定ができません。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、
商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

商品のおすすめ

本書の分析対象は、「規制緩和」と総称される現代社会そのものである。翻訳のうえで「ルール」を官僚制としたのは、全く同じことは私企業ではマネージメントといわれており、その性格はかつての官僚制と全く同じことを意味しているためである。
官僚制についての短いサーヴェイに続いて、政府による経済介入の縮小政策は、むしろより多くの規制、官僚、警察官を生みだすという「リベラリズムの鉄則」が描かれる。そして自由な市場経済を維持するためには、ルイ14世風の絶対主義の数千倍のお役所仕事が必要になるという逆説が指摘される。
この逆説のために〈自由〉や〈合理〉という基本的観念が揺らぎ、コラボだのグループワークだの自己点検、自己評価、創発性といった「クリエイティヴ」な売りに自ら演ずることを強要される。日常における自らの立ち位置が不明瞭となり、自己責任ばかりが強調される雰囲気が醸し出される。
本書は社会制度から自由などの基本的概念、日常の感情世界にいたるまで、不定期労働者が創生される土壌を人類学する基本図書である。

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