溺愛
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シーリア・フレムリン/著 上杉真理/訳 フレムリン,シーリア(Fremlin,Celia)
1914。本名シーリア・マーガレット・ゴラー。イングランド・ミドルセックス州生まれ。オックスフォード大学で古典を専攻。その後、病院の雑役婦や世論調査の仕事などをしながら作家を目指す。第二次大戦中は空襲監視員に従事。1940年に病院時代の体験を書いたノンフィクションを出すが、小説でのデビューは育児のあいまに書き上げた『夜明け前の時』(58)。同書は翌年度のMWA最優秀長編賞を受賞した。以降、94年のKing of the Worldまで全16作の長編と多数の短編を発表しており、ドメスティック・サスペンスの名手として知られている
上杉 真理(ウエスギ マリ)
札幌生まれ。藤女子大学国文科に学ぶ
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- シリーズ名
- 論創海外ミステリ 41
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- 出版社名
- ISBN
- 978-4-8460-0656-3
- 発売日
- 2006年02月
商品の説明
- 息子を束縛する母親と人形を偏愛する息子。よりによって彼が娘の婚約者だなんて…。平穏な家庭を守る主婦クレアの心は、彼らの闖入によって無惨に掻き乱される。信頼、動揺、懐疑、不信。徐々に変化する人間の感情を、研ぎ澄まされた感性で描いたサスペンス。ルース・レンデルと並び称される、MWA賞作家フレムリン、満を持して登場。
商品詳細情報
フォーマット | 単行本 |
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サイズ | 20cm |
原題 | 原タイトル:Possession |
対象年齢 | 一般 |