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  • 成瀬巳喜男 映画の女性性

  • 成瀬巳喜男 映画の女性性

成瀬巳喜男 映画の女性性

  • 阿部嘉昭/著 阿部 嘉昭(アベ カショウ)
    1958年、東京生まれ。批評家。立教大学、早稲田大学第二文学部非常勤講師

  • ページ数
    354p
  • ISBN
    978-4-309-26848-4
  • 発売日
    2005年08月

2,800 (税込:3,024

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商品の説明

  • 女性の真実を描く最高の映画監督・成瀬巳喜男。『浮雲』ほかその数々の名作の魅力を、表情、視線、身体、映画技法などをつうじ、精緻に考察、その細部を浮かびあがらせる。映画性‐女性性を架橋する画期的な書。
目次
1955 負の価値の凝集する長い戦後時間のなかで森雅之に対し高峰秀子の運命係数には聖女性と落魄者の音程差がつねに設けられる『浮雲』
1935 歩行シーンでの千葉早智子の振り返りが目的を欠いた無償の舞踏となるからそこには科白を超えた父恋さえも滲む『妻よ薔薇のやうに』
1938 水性に変化した木漏れ陽の斑ら影で満身を染めた三味線の名手山田五十鈴はそれゆえに受苦的な存在となってしまう『鶴八鶴次郎』
1939 泣く仕種の美しさを記録された少女は日本間のなかでエロチックに余るその長い脚をも予感的に定着される『まごころ』
1951
「絶望が笑う」ここでの疲れた原節子は上原謙と同じ視線運動をすることで夫との別離を「映画的に」回避する『めし』
1954 義父への思慕に柔らかい中身を揺らし夫の悪魔主義にうちひしがれる悪無限のなかで原節子の鼻血が流れ額の傷が可視化する『山の音』
1954 上原謙を迎える杉村春子の満面の媚態はやがて相反感情を冷静に分節化しはじめ相手の顔をも「悔恨」に染めあげてゆく『晩菊』
1956 夫が読む前に新聞を切り抜く原節子はその行為をつうじ日々の反復を笑い同時に生活に明るい風穴をも開ける『驟雨』
1956 没落を予定された深川の明るみのなかで素人とはちがい耳の裏まで磨く芸者たちの感情表出の知恵と清潔な機能美が余韻を引く『流れる』
1960 「銀座の女」高峰秀子は一瞬にして他者となりその再変貌で愛の敗北の危機から脱出し以後は諦念をつうじ自身を守りつづける『女が階段を上る時』〔ほか〕

商品詳細情報

フォーマット 単行本
サイズ 19cm
対象年齢 一般

商品のおすすめ

生誕100年を迎える映画監督成瀬巳喜男。女性を描くことに定評のあった名匠の映画術を「浮雲」などから「映画の女性性」を考察する。

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