物語主義 太宰治・森敦・村上春樹
発売日:2024年2月
- ページ数
- 317p
- ISBN
- 978-4-909544-34-6
- 著者情報
- 中村 三春(ナカムラ ミハル)
北海道大学大学院教授。日本近代文学・比較文学・表象文化論専攻。博士(文学)。1958年岩手県釜石市に生まれる。2024年北海道大学を定年退職。この間、有島武郎研究会会長、横光利一文学会代表、日本比較文学会理事・北海道支部長などを務める
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商品説明
物語は本質に先立つ。物語は自らを生成すると同時に媒介される。虚構・小説・映画を理論的に横断し、メタフィクション、語りの変異、逸脱するメタファーなど、テクストに入り込む雑音の軋みに耳を澄ませる。様式と例外状態の追究。
物語は自らを生成すると同時に媒介される。
虚構・小説・映画を理論的に横断し、メタフィクション、語りの変異、逸脱するメタファーなど、テクストに入り込む雑音の軋みに耳を澄ませる。
芥川龍之介・太宰治・森敦・村上春樹・小川洋子らの小説やその映画化作品を主に論じる。
目次
はしがき
I 物語と虚構の文芸学
第1章 虚構論と物語論──イーグルトンとウォルトンの虚構理論から
第2章 作者の理論・素描──加藤典洋・竹田青嗣のテクスト理論から
第3章 テクスト・断片・コンテクスト──三浦玲一のグローバル文化理論から
第4章 雑音調〈例外状態〉の文芸学──竹内敏雄の現代美学理論から
II 小説と映画の物語
第1章 蝕まれるべき友情──小説構造から見た『白樺』派の小説
第2章 芥川龍之介のメタフィクション
第3章 太宰治におけるテクスト様式の成立──初期小説の研究
第4章 太宰治と複合的小説構造──作品集『女の決闘』
第5章 太宰治『斜陽』とチェーホフ『桜の園』──ファルスのオリジナリティ
第6章 森敦「月山」の小説と映画──〈境界〉などというものはない
第7章 物語の変容──森敦『われ逝くもののごとく』と「ハーメルンの笛吹き男」
第8章 村上春樹の小説と〈メタファー〉──『海辺のカフカ』と『騎士団長殺し』
第9章 村上春樹の小説における戦争──『ねじまき鳥クロニクル』『アフターダーク』『騎士団長殺し』と映画『ドライブ・マイ・カー』
第10章 現実性の境界事象──小川洋子『原稿零枚日記』
注
あとがき
初出一覧
索引
主要著作年譜
商品詳細
- 出版社名
- 七月社
- サイズ
- 20cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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