清沢満之における宗教哲学と社会

鈴村裕輔/著

発売日:2022年2月

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ページ数
222,8p
ISBN
978-4-588-15124-8
著者情報
鈴村 裕輔(スズムラ ユウスケ)
1976年生まれ。東京都出身。名城大学外国語学部国際英語学科准教授、法政大学国際日本学研究所客員所員、法政大学江戸東京研究センター客員研究員。法政大学大学院国際日本学インスティテュート政治学研究科政治学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。専門は比較思想、比較文化、政治史。法政大学国際日本学研究所客員学術研究員、法政大学交換留学生受入れプログラム講師などを経て現職

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商品説明

浄土真宗・真宗大谷派の教団改革に邁進した僧侶であり、ヘーゲルを修めた哲学者でもあった清沢満之。明治期における形而上学研究を先導し、ヘーゲル哲学の論理構造を自身の宗教哲学に刻み込んだ清沢の思想形成をたどり、その独自の社会観を論じる。

目次

序 論
 一 本書の目的と意図
 二 本書の構成と概要
第一章 清沢満之研究の現状と課題
 一 清沢満之の思想と著作
 二 清沢満之研究の展開
 (一)「宗教者としての清沢」研究の展開
 (二)「哲学者としての清沢」研究の展開
 (三)諸外国における清沢研究の展開
 三 今村仁司『清沢満之と哲学』の成果と課題
第二章 『宗教哲学骸骨』への道
 一 哲学史の時代
 (一)揺籃期の哲学史
 (二)啓蒙期の哲学史
  a 井上哲次郎『西洋哲学講義』
  b フイエ(中江兆民訳)『理学沿革史』
  c 井上円了『哲学要領』
  d 三宅雄二郎『哲学涓滴』
 (三)批判期の哲学史
 (四)完成期の哲学史
 二 清沢満之『西洋哲学史講義』
 三 個と内面の時代
第三章 『宗教哲学骸骨』における清沢満之の宗教哲学
 一 『宗教哲学骸骨』の概要
 二 有限無限論と依立独立論の論理的関係
 三 宗教と哲学
 四 カントとヘーゲルの調停の試みとしての『宗教哲学骸骨』
第四章 清沢満之における超越概念
 一 有神論と無神論
 二 仏教における超越概念
 三 「理想と妄想」と真如への道
 四 精神主義と超越
 五 有限無限論と超越
 六 他力思想と超越
第五章 国家による宗教の統制と清沢満之の真俗二諦論批判
 一 明治天皇制国家の宗教政策と清沢満之
 二 明治時代における国家による宗教の統制
 三 明治時代における浄土真宗の真俗二諦論と天皇制国家への協力
 四 清沢満之における真俗二諦論の変遷
 五 俗諦国益論に対する清沢満之の批判
第六章 精神主義における宗教と社会
 一 宗教と社会の対立
 二 清沢満之の公共主義における個人と社会
 三 精神主義と社会
 四 社会と国家に対する態度の可能性
第七章 宗教と社会の新たな地平
 一  ほか

商品詳細

出版社名
法政大学出版局
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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