• 暴力 手すりなき思考
  • 暴力 手すりなき思考
ページ数
350,6,15p
ISBN
978-4-588-01126-9
著者情報
バーンスタイン,リチャード・J.(バーンスタイン,リチャードJ.)(Bernstein,Richard J.)
1932年生まれ。ペンシルヴァニア大学、マサチューセッツ工科大学などを経て現在はニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチに所属。主としてプラグマティズムを研究

齋藤 元紀(サイトウ モトキ)
1968年生まれ。高千穂大学教授

梅田 孝太(ウメダ コウタ)
1980年生まれ。上智大学ほか非常勤講師

大久保 歩(オオクボ アユム)
1972年生まれ。大阪大学文学研究科博士後期課程在籍

大森 一三(オオモリ イチゾウ)
1982年生まれ。東京学芸大学特任准教授

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商品説明

正しい「暴力」はあるのか?戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」とどう向き合えばいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論の場を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。

戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」をどう考えればいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。

目次

謝 辞
前書き
序 論

第1章 カール・シュミットのアポリア【訳:大久保歩】
 カール・シュミットの曖昧な遺産
 政治的なもの──友/敵の区別
 政治的敵意
 運命としての政治
 シュミットのアポリア
 無からの決定?
 暴 力
 慣習的な敵意、現実の敵意、絶対的な敵意
 シュミットの非道徳的道徳主義

第2章 ヴァルター・ベンヤミン──神的暴力?【訳:渡辺和典】
 政治的文脈
 法措定的暴力と法維持的暴力
 革命的ストライキ
 顕 現
 神的暴力についてのマルクーゼの解釈
 神的暴力をめぐって──バトラーとクリッチリーの場合
 神的暴力をめぐって──ジジェクの場合
 ベンヤミンの論文を脱構築するデリダ
 デリダに対するローズの応答
 神的暴力の決断不可能性
 神的暴力をめぐる緊張感
 ベンヤミンの論文の魅惑力

第3章 ハンナ・アーレント──権力と暴力【訳:大森一三】
 歴史的背景
 権力と暴力の対立
 アーレントは何をおこなっているのか?
 革命の精神
 制作と暴力
 テロルと暴力
 暴力の正当化
 アーレントの大げさな思考
 アーレントの妥当性
 権力、暴力、そして「現実世界」

第4章 フランツ・ファノンの暴力批判【訳:川口茂雄】
 歴史的文脈
 自然発生的暴力──その強さと弱さ
 ナショナル・ブルジョワジーの失敗
 ナショナルな文化
 植民地的暴力がおよぼす社会心理学的な影響
 暴力について
 暴力批判
 ファノンがのこした両義的な遺産

第5章 ヤン・アスマン──モーセ的区別と宗教的暴力【訳:梅田孝太】
 モーセ的区別
 モーセ的区別の脱構築
 抗議の嵐とアスマンの応答
 モーセ的区別と宗教的暴力
ほか

商品詳細

シリーズ名
叢書・ウニベルシタス 1126
出版社名
法政大学出版局
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:VIOLENCE

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