暴力 手すりなき思考
- ページ数
- 350,6,15p
- ISBN
- 978-4-588-01126-9
- 著者情報
- バーンスタイン,リチャード・J.(バーンスタイン,リチャードJ.)(Bernstein,Richard J.)
1932年生まれ。ペンシルヴァニア大学、マサチューセッツ工科大学などを経て現在はニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチに所属。主としてプラグマティズムを研究
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商品説明
正しい「暴力」はあるのか?戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」とどう向き合えばいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論の場を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。
戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」をどう考えればいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。
目次
謝 辞
前書き
序 論
第1章 カール・シュミットのアポリア【訳:大久保歩】
カール・シュミットの曖昧な遺産
政治的なもの──友/敵の区別
政治的敵意
運命としての政治
シュミットのアポリア
無からの決定?
暴 力
慣習的な敵意、現実の敵意、絶対的な敵意
シュミットの非道徳的道徳主義
第2章 ヴァルター・ベンヤミン──神的暴力?【訳:渡辺和典】
政治的文脈
法措定的暴力と法維持的暴力
革命的ストライキ
顕 現
神的暴力についてのマルクーゼの解釈
神的暴力をめぐって──バトラーとクリッチリーの場合
神的暴力をめぐって──ジジェクの場合
ベンヤミンの論文を脱構築するデリダ
デリダに対するローズの応答
神的暴力の決断不可能性
神的暴力をめぐる緊張感
ベンヤミンの論文の魅惑力
第3章 ハンナ・アーレント──権力と暴力【訳:大森一三】
歴史的背景
権力と暴力の対立
アーレントは何をおこなっているのか?
革命の精神
制作と暴力
テロルと暴力
暴力の正当化
アーレントの大げさな思考
アーレントの妥当性
権力、暴力、そして「現実世界」
第4章 フランツ・ファノンの暴力批判【訳:川口茂雄】
歴史的文脈
自然発生的暴力──その強さと弱さ
ナショナル・ブルジョワジーの失敗
ナショナルな文化
植民地的暴力がおよぼす社会心理学的な影響
暴力について
暴力批判
ファノンがのこした両義的な遺産
第5章 ヤン・アスマン──モーセ的区別と宗教的暴力【訳:梅田孝太】
モーセ的区別
モーセ的区別の脱構築
抗議の嵐とアスマンの応答
モーセ的区別と宗教的暴力
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 叢書・ウニベルシタス 1126
- 出版社名
- 法政大学出版局
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:VIOLENCE
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